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これがミッチの"My Slow Life"

oilsardin.exblog.jp

イマドキシニアの光と影

恐れ入谷の鬼子母神、情けありまの水天宮

2009年6月23日(火) 曇のち晴 13481歩

 初発に近い新幹線で東京出張というのは何十年ぶりのことか。20代の頃は当たり前に
やっていたが、東京に行くのに5時起きした記憶は30年くらい遡ることになりそうだ。今日の
目的地二カ所は近接で、メトロ日比谷線沿いの入谷と人形町。横丁に一歩入れば、いずれも
お江戸の下町情緒の残る町並みだ。

 スケジュールはかなりきつかったが、移動途中にちょっと寄り道をして鬼子母神と水天宮を
参詣する。

e0083517_1191313.jpg中高の頃、2級先輩の幼なじみSちゃんの友達で「入谷さん」という人がいた。子供心で見てもスカッとしたかっこいい男だった。そのグループによせてもらって遊ぶこともあったのだが、その時「恐れ入谷の鬼子母神」というフレーズが何度も出てきて、言葉だけが耳に残っていたものである。せっかく入谷に来たからには外すわけにはいかない。

e0083517_11101615.jpg人形町の近くに水天宮という立派なお宮さんがあったので帰り道に覗くと、これは安産のお宮さんだった。

 知らなかったがもとを糺せば平清盛の血を引く安徳天皇が源氏に追われ、母建礼門院とともに
壇ノ浦で波間に果てたのを、生き延びた仕えの女性が筑後川に辿り着いて、霊を祀ったのに
始まるという。それを久留米の殿様有馬忠頼公が庇護して水天宮とし、その後九代頼徳公の
ときに分霊を祀れるようにと江戸屋敷に作ったのが江戸の水天宮らしい。

 先週にわざわざ途中下車した久留米と今日歩いた日本橋界隈がそんな関係とは知らなかった。
「情けありまの水天宮」という洒落言葉の由来もよくわかった。出張でも歩けば勉強になるものだ。
by yellowtail5a01 | 2009-06-23 10:42 | 仕事 | Comments(0)