Do-it-yourselfの時代
昨日は半年ぶりに息子が戻ってくるとのことで、懸案になっていたトイレの水回りの
不調を解消すべく、この日にターゲットを合わせてウォシュレットの交換を急いでいた。
器具はTOTO純正のが比較的安く見つかったので早く手配していたのだが、古いタイプ
からの交換では、水道の分岐栓の交換に伴い、タンクへの給水用のパイプの交換も
必要であるということがわかった。
お昼に水回り工務店から連絡があり部品入荷とのこと。さっそく取りに行き、即工事
開始。あらかじめ取説を読んでいたおかげもあるが、作業は順調に進み、正味20分ほど
で完了。やってみれば簡単なものだ。
夕方には息子も到着し、娘も勤め先から帰ってきて、久しぶりに家族揃っての外食と
なる。昔懐かしい近所のレストランにてささやかな還暦祝いをしてもらう。家に戻ってカン
ビールを飲み直していると、「ラフマニノフのピアノ協奏曲の2番あるか」と珍しい話題に
進む。
LPとCDがあったはずなので、探し出すがさすがにLPはプレーヤーの方が使えそうも
ない。CD版にてしばしのクラシック鑑賞タイムとなる。およそクラシック音楽とは無縁か
と思っていた息子がどうしてと思う。どうやら「のだめカンタビーレ」の影響らしい。その後
ベートーベンのピアノソナタをいくつか聴いたりしていると娘は意眠ってしまったが、いつ
にないゆったりした夜の時間を過ごすことができた。