英語をパスして映画となる
第4土曜日は、TIMEを読む会と法律英語の日で、極力休まないように日程を
組んでいるのだが、不覚にも今日は大幅に寝過ごす。これでは、予習の仕上げも
できず、どうしようかなと迷っているところ、「お父さん、今日の予定は?」と休日の
娘が尋ねる。来月からはまた転勤とのことで、忙しくなりそうで、このところ休みの
タイミングが合わず、一緒に出掛けることもなかった。この際英語を諦め、娘の転勤
祝いを口実に食事会・映画鑑賞会をすることに即決。
阪急西宮ガーデンズには、入ってみたいお店も沢山あるのだが、いつ行っても
行列ができているし、一人で入るのは憚るような店が多い。見る映画は「アマルフィ」
にしたので、料理もイタリアンがいいかということになり、三つほど候補を挙げるが、
手分けして並びながら中村屋に決定。なかなかいい雰囲気のお店である。
娘は好物のジェノベーゼセット。
自分はやはり好物のペスカトーレとなる。
ハウスワインが360円とお手頃価格なのにこれがなかなかうまい。レジの時にマスターにそのことを告げると、わざわざボトルを持ってきて説明してくれた。
甲州ワインなのだが、中村屋特製らしい。「いっておいていただければおわけしますよ」とのことだったので、今度頼んでみよう。値段次第だが。
アマルフィは、噂と予想に反せず、映像、音楽ともにいい感じだった。ただ、筋に
少し無理があり、せっかくのオールイタリアロケの良さが生かし切れていないと思う。
もっと日本人とイタリア人の関わりのシーンを増やせばいいのに、というのが娘と
共通した感想であった。織田裕二、佐藤浩市、天海祐希の主役は、クールにそれ
ぞれの役を演じきっており、好感が持てた。
本人が登場するサラ・ブライトマンのTime to say good-byeもなかなかいい。
この手の映画としてはミラノとフィレンツェが舞台となった「情熱と冷静の間」を思い出さ
せる。
ところでお嬢様は転勤ですか?住吉に行ってもお会いできないとは残念ですね(笑)。
ガーデンズ、オープン直後の凄い人出は減ったようですが、レストラン街は
相変わらず並んで当たり前状態です。阪急百貨店がちょっと淋しい感じでした。
梅田の高層ビル新装がオープンするとどうなるやらちょっと心配です。
娘は住吉からこの春先に甲南山手に移り、今度尼崎になったようです。