相変わらず厳しい残暑だが、自然界の営みは秋の準備
今週は結構ハードだったが、今日は安息日。娘のアッシー君役と打ちっ放し、病院
訪問。後はテレビでタイガーズと女子ゴルフの観戦くらい。久し振りになんのプレッ
シャーもなく、くつろいだ一日だった。たまにはこういう日がありがたい。
義母から届いた鳥取梨のお裾分けに兄貴宅にいった帰り、アシナガ君の巣が一段
と大きくなっているのが目につく。ふと見るといつもと様子が違っていて、どうやら子孫
繁栄のための仕込み時期に入っているようだ。
悪趣味かも知れないが、珍しい光景なので慌ててCX3を持ってきて、その珍しい
光景をマクロに収める。
まあ、昆虫としてはよくある普通のシーンだが、アシナガバチの交尾シーンを見るのは初体験。
どのような交わり方をしているのだろうと、探求心をかき分けて観察してると、針のあるはずのお尻の先端を絡め合っている。
後でわかったことだが、上に乗っかっているのが雌とのことである。受精した雌は冬を越し、来春にはたった一人で営巣活動を始めるとのこと。
一方の雄はというと、今日を以てお役ご免で近々成仏するらしい。ハチの世界も切なく、はかないものだと、ものの哀れを感じる。