カワセミは空振り、シラサギは成功
午後に小学校同窓会プロジェクトの絡みで、クラスは一緒になったことはなかったけれど、顔はよく覚えている女子の家に、投げ込み用レターを持って訪問する。家はほんの200メートルほどの距離だが、ごく最近まで全然知らなかった。
インターホン越しに本人の声がして、「ちょっと待って下さい。」の返事から15秒後に出てきたら、両手はメリケン粉のような粉で真っ白。きっと孫のためにお菓子を作っているところだったに違いない。手短に用件を伝え退散する。
散歩がてら、法律英語仲間のYさんが教えてくれた夙川のカワセミの出るスポットに向かう。午前11時頃がいいとのことだったが、午後2時でもいないことはなかろうと思って、そのスポットに缶ビール片手にベンチで粘る。すると、確かに川の南から北に向かって矢のように飛んでいった翡翠色の飛翔体を目撃。間違いなくカワセミだ。
カメラを構えて再登場を待ちかまえるが、二度と目にすることはなかった。川辺にはいろんな鳥がやってきている。ハトやスズメはどうでもいいが、やはり千鳥、セキレイ、マガモなどは水によく似合う。とりわけシラサギがいたので、今日はシラサギにモデルになってもらう。
獲物を捉えるための真摯な眼差しは、鳥とは言え侮れない。
静のシラサギに対して、動のカモ。カモの周りには水紋が絶えない。
まあ、それが水面に変化を付けてくれている。
やがて別のところに気が向いたのか、シラサギはあとくされもなくサッと飛び去る。
空を仰ぐと冬型気圧配置のお陰でスッキリと晴れた空に冬枯れ梢が凛としている。
線路を渡るときにはどうしても立ち止まってしまうのが習い性になった。
感動を有難うございます。
赤の直線、 そして白の曲線。 ミッチワールドですね!