通勤路も六年目の桜満開
早いものでこの通勤路を週に一度か二度のペースだが、通いだして6回目の桜満開を迎える。その間、桜の木々も多少生長しているのだろうけど、それに比べ自分は身長は縮んでいるようだし、記憶力、腕力、瞬発力、持久力とどれをとっても退化の一途という実感がある。
成長し続けている桜は毎年見ても美しいと思う。
朝の桜並木
正午の桜並木
六年目にして初めて大幅残業。といっても時間給ではないので、残業とはいえないのだろうが、会社を退出するのが8時半頃になる。現役時代ならごく平均的な退社時刻だったが、いまの会社に来てからは、5時15分の終業に対して、退社は5時45分からせいぜい6時半まで。このパターンに慣れていただけに、深夜残業の感触である。
無事に業務を完遂し、一緒に頑張った課長補佐氏と軽くビールで乾杯する。頭も身体も憔悴した感覚でぶらりと三宮に寄り道して、ソネに向かう。石川さんのピアノ、井手さんのベース、高山さんのドラム、そして山野ミナちゃんの歌声によるジャズの調べで少し頭がほぐれる感じがする。
それにしても震災の影響なのだろうか。月曜日ということを差し引いてもお客は心なしか以前よりまばらな感じか。。空いているとかえって写真を撮る気も起こらず、せっかくの淡いパープルのドレスに包まれた美しいミナちゃんの姿は、記憶のみに留まる。遅くなったのでそそくさと帰り、挨拶もできなかったのが少し心残りであったが、心身は十分癒された。