台風一過に悲しい知らせ
紀伊半島を中心に大きな傷跡を残していった台風12号もようやく去り、午後には台風一過を実感できる青い空が戻ってくる。青い空に白い雲を見るのは何日ぶりだろうか。毎日見ていると暑いと思うばかりだが、4,5日振りに空を仰ぐとホッとした気分になる。
夜になって、悲しい知らせが届く。小学校三年、四年で親友だったO君が八月末に亡くなったとのこと。永らくの療養生活で苦労してきたことは、六月の同窓会の後に尋ねてよくわかった。「今は痛みがきついので無理だけど、そのうちに痛みが落ち着いてきたら懐かしい仲間と再会したいな」と目を輝かせていたO君。
同年代の友人を送るのが今年二人目となってしまった。年齢も年齢だからこのような現実にも少しづつ慣れていかなければならないのであろう。