仕事帰りのワインセミナー
出勤日にいいお天気になったのは久しぶりだが、夜の予定があるので電車通勤。ジャケットを羽織っていてもそれほど汗をかかずにすむ季節になったのはありがたい。通勤途上のサクラの葉の中でも、気の早いのは黄変しているのがチラホラと見受けられる。
夜は恒例の阪神百貨店でのワインセミナー。同好のワイン好きで参加する。会社を飛び出すのは少し遅れたが十分間に合う時間に駅に着いた。ところが、なんとこんな日に限ってダイヤが混乱している。
なんでも新大阪あたりで線路の中に入った人がいて、確保はしたが本人が線路外に出ようとしないので、手こずっているとの説明があった。自殺志願者だったのか単なる酔っぱらいかはわからない。
30分近く遅れて電車が来た。まあ、なんとか間に合って良かった。今日はイタリアンワインとイタリア料理のマリアージュということで、岡田先生というソムリエの解説付きで6本のワインをいただく。ついついおしゃべりに夢中になり、せっかくの解説は半分も聞いていないが、品評しながら飲むのは楽しい。
左から発泡系の赤、ランブルスコ。これは飲みやすく、フェンネルとアンチョビ風味のオードブルにピッタリ。二番目があっさり系の白、ヴェルナッチャ種。マグロを赤ピーマンソースとアボガドソースであっさりいただくのによくマッチする。
三番目はしっかり系の白、ゲヴェルツ・トラミネールという名前も馴染みがないが、味もかなり個性的。魚介類に合わせるには癖がありすぎだが、タマネギとパルミジャーノのプリンの濃い味には引き立つ。四番目は、ミディアムボディのキャンティクラシコ。これはお馴染みブランドだ。ちょうど夏に上海の姪が送ってきてくれたお薦めワインで美味しくいただけたので、期待する。鴨を使ったラビオリとのマッチングが計算されている。
五番目に出てきたのがフルボディのバルベラ・ダスティ”パッスム”というピエモンテ州の赤。これは正真正銘旨い。肉料理とのマッチングが抜群でついついお代わりを要求してしまう。 これはセール価格でも5000円を下らないので、レストランでボトルでいただくと相当高くつきそうだ。ここでしっかりいただくに限る。
最後のモスカート・ダスティは、発泡系の甘めの白デザートワイン。栗のティラミスとともにクローザーとなる。5250円でこれだけのマリアージュを楽しませてもらえるとはずいぶん得をした気分になる。
詳細は不明ですが、立派なカロリーのようですネ
ので、カロリー的にはべらぼうではないと思われます。
なりそうですね。
来週はジャズストですし、神戸が賑やかになります^^;