珍しいコネクションでの再会
一年前から予定されていた輸出管理エキスパートへの再チャレンジの日。一昨年の11月にチャレンジした資格試験であるが、法令編だけはなんとかクリアしたのだが、技術編はひやかしに終わっていた。一年あればなんとかなる、と信じて過ごしてきたが、結局は準備不足。分厚い練習問題集もときどき紐解いてはきたが、肝心の追い込みのこの一週間、義母の急変、入院、付き添い、等々で十分な時間を取れなかった。一夜漬け傾向の自分としては誠に辛いものがある。
というのは、まあ我ながらGood Excuseに過ぎず、不十分な受験勉強で本番に臨むのは残念であるが、そのときが来てしまった。一週間ぶりの出勤で、会議があったり、報告書作成に追われたりで忙しいが、2時半には予定の仕事を完了し、早引きをして中の島に向かう。
前回は直前までの徹夜に近い勉強の眠気を覚ますために、強強打破というドリンク剤を新福島ローソンで購入して試験に臨んだ。そのおかげで緊張感と集中力を持続できたのか、目標の法令編を一発クリアできた。今日はそれほどの徹夜明けではないが、ゲンを担いで強強打破に運を託す。瓶のデザインイメージが変わっているのがちょっと気になるが・・・
神社でお祈りをするような気持ちでこれをいただく。「手強いお仕事・勉強、遊びにも」とある。いよいよ他力本願になるが、逃げずに頑張るしかない。
結局、前回と同じく試験時間の30分間はアッという間に過ぎ去り、34問の問題から10問を選び回答のマークシートを完成すると、残り時間は2分。転記ミスがないかだけをチェックして終了時刻を迎える。まあ、今回は準備不足の中ではあったが、一年前に比べると少しは確信を持てる回答もあったと自分を慰める。
一緒に受験を約束していた昔の仲間二人と、試験が終わったら「祝勝会」をやろうと言っていたのだが、どうやら「残念会」のムード。もう一人、会場で昔見たことのある顔があったので、声をかけてみると産機時代に一緒だったという。他の二人とも九州コネクションがあったようで、期せずして全員知り合いの四人の残念会が成立。
酔った頭で帰宅して、一応答え合わせをすると、無惨にも明らかな間違いが3問。そのうちの2問は前回の出題をレビューしておけばクリアできた内容であった。後悔先に立たず。分厚い練習問題は何題か試みたが、去年の過去問は抜かしていた。これさえやっておれば多分合格ラインをクリアできたはずである。自己採点が全て正しければ10問中7問正解で、一縷の希望は持てるが、楽観はよそう。今回ダメでも、あと一度チャンスはある。