ツーリング例会は千里丘に集合
例年一月のツーリング例会はツーリングにこだわらず新年会的集会があるのみ。新年会的というのは酒の出ない宴会だからである。最初の頃は、わざわざ電車で行ったものであるが、みんなが飲まないのに一人飲むというわけにもいかない。といってこの季節、寒い目をして高速など走りたくない。
幸い今回は千里丘の保養所(最近の呼び方は不明)だったので、地道を40分も走れば行ける。天気もいいので、防寒具に身を包んで会場に向かう。定食ランチで2時間ほど粘り、解散。最高齢の方も参加され、意気揚々と語っておられた。「何ごとも身体が動く間にやっておかないとだんだん不自由なってきてからでは遅いよ。」とのこと。実感がこもっている。
解散後、すぐ近くの万博自然公園に寄り道。ガラガラのゲートでおばさんに、「今咲いている花はなに?」と尋ねても明解な答えは返ってこない。「サザンカ、マンサク、・・・今はこれといってないですね」
せっかく来たのだから散歩のつもりで入場料を払って入る。ほとんどいないと思った人影であるが、ポツン、ポツンとカメラを持った人達がいる。大型三脚に本格望遠レンズを付けているので、恐らく狙いは野鳥であろう。落葉樹が梢だけになったこの季節は野鳥撮影に最適と思われる。
メタセコイアの梢越しに太陽の塔が迎えてくれる。
最初に接近遭遇したのはセキレイか。スズメより大きくて長い尾を上下させている。
スズカケの並木もすっかり冬枯れ模様。いつもとは異なった凛とした風情がある。
高い梢に戯れているのはメジロ。
花がほとんどない季節に健気に咲いているのはクリスマスローズ。日頃あまり興味のない花だが愛着を感じてレンズを向ける。
寒そうな池にはキンクロハジロが数羽飛んできている。やはりここは野鳥の楽園である。
駐輪場に向かう途中のカイズカの葉は、やけに存在感がある。