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これがミッチの"My Slow Life"

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イマドキシニアの光と影

神戸元町の賑わい戻り 初めての恋雅亭に感動

2013年2月10日(日) 晴 歩数:9700歩、しっかり歩き:2932歩

 神戸元町で落語の会があるというのは前から聞いていたが、今日初めて覗くことにする。知っている有名な落語家が出るわけでもなく、お題の方も蓋を開けてみないとわからないが、2000円取るわけだからそれほどひどい会ではなかろうと、若干の期待を持って夕方にそなえる。

 家内の見舞客、転院相談に加え、娘の嫁ぎ先のお母さんが義母のお墓参りをしていただけるとのことで、案の定バタバタとする。といっても、電話対応で片づくことが多いが、予定がタイトな中でヨットの方はパスしておいて正解であった。

 わりかし余裕をもって三宮に出向く。いいお天気だ。三宮から元町にかけて懐かしい通をブラブラ歩く。三連休の中日とあってか人出がやけに多い。いっとき感じた衰退地方都市のイメージは全くない。観光客も多いようである。先週のNHK火曜夜ドラ、「いつか陽の当たる場所で」、谷中銀座商店街のガラガラ抽選で一等に当たり、主人公二人が神戸観光に来たのが後押ししているかも知れない。(自分を基準に考えるとそうなる。)

 とにかく元町商店街にこんなに人が溢れているのを見るのは何十年振りのことだろうか。
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 元町通りから南京街に入ろうとするとここからは進入禁止。旧正月と日本の連休がかち合い大混雑。中国語も飛び交っている。こんなことは初めてである。
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 一旦東の入口、長安門から入り直す。遅々として進まない。その原因は、数ある屋台に並ぶ人、肉まんやちまきを買って立ち食いする人など動かない人が多いのだ。
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 その極みは有名な老祥記前の広場。雑伎団の公演中ということもあり混雑の極み。
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 とにかくガードマンの数が半端でない。
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 ちょっと腹ごしらえをして、いざ恋雅亭へ。開園45分前だったが長蛇の列。
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 風月堂地下二階のホールは狭いかと思ったが250人くらいは座れそうである。
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 定刻に始まり、前座は四人。若手が二人、中堅が二人。いずれも面白いが若手にはゆとりがない。一生懸命すぎて聞いている方も疲れる。

 小休憩のあと真打ちクラスが二人。最後のトリ(プログラムでは主任とあった。)は、桂雀松。敬愛する枝雀の弟子とのこと。顔もなんとなく似ている。10月には桂文の助襲名予定らしい。で、何をやるのか楽しみにしていると、これがなんと「天神山」。先代の桂文枝、桂枝雀のCDを何度も聴いている古典落語中の古典スタンダードである。

 枝雀の破天荒な面白さに比べるとややノーマルだが、師匠の風合いがよく引き継がれている。CDではわからない動作を見られるのは寄席小屋ならでは。特に、うさぎを逃がしてやる場面で、だんだん遠ざかるうさぎを追う目の使い方は感動もの。目頭が熱くなる。CDでは決して味わえない芸術の境地であった。また、来月も覗いてみたいものである。
by yellowtail5a01 | 2013-02-10 23:59 | 娯楽 | Comments(2)
Commented by ひーやん at 2013-02-13 09:19 x
風月堂の地下に寄席があるとは、知りませんでした。常設ですか?天神山ですが、逃がしてやるのはウサギでなくて、キツネでは?それでないと、オチの「恋しくば尋ね来て見よ~」が続かないです。昔は、天王寺周辺にもキツネがいたんですね。今や、信太山にもいませんなぁ。池田のイノシシぐらいですか、今でも通じるのは・・・
Commented by ミッチ at 2013-02-13 20:51 x
ひーやんさん、ははは、なんてことでしょう。狐がいつのまにか兎に化てしまっていたようです。なんでかなぁ。穴があったら入りたい気分です。多分、黒焼きにするなら兎、という固定観念があったのでしょう。

今回は時間の制約からか、母狐を逃がしたところまででしたが、実際はその後、清やんと喜やんの二人が、安っさんの女房が狐やという証拠を確認に行くくだりがあるのですが、今回はそこは割愛となっていました。

一度、フルコースの天神山を聞きたいものです。でもこの落語の落ちはやはり、「恋しくば訪ね来てみよ、南なる天神山の森」ですね。