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これがミッチの"My Slow Life"

oilsardin.exblog.jp

イマドキシニアの光と影

イカナゴ新子の季節真っ盛り

2014年3月8日(土) 晴

 寒いのやら温かいのやらまだら模様の早春の日和。春が近いことを実感する。去年の今頃、嫁いだ娘に「くぎ煮の炊き方を伝授するね」と約束していたことを昨日の夜に思い出す。電話をすると、「土曜なら空いているから行くわ。」とのこと。

 今日は、英語会の日ではあるのだが、ヨット仲間の和学講座の延長線で、「初めてのお能」というイベントが西宮北口で14時開演。英語はパスとなる。これに間に合うためには遅くとも1時20分には家を出ないといけない。新子パックは11時ころにはCOOP店頭に並ぶはずなので、2時間強あれば余裕のよっちゃんと思っていたが、11時過ぎにCOOPに行くと、「土曜日でちょっと遅れているみたい、12時過ぎには店頭に出せると思うよ。」と魚担当のおばさんが言っていた。

 微妙なタイミングになりそうだ。家にいったん帰るとちょうど娘が戻ってきた。事情を話して、まずはレシピで手順の説明。手間のかかる生姜の千切りだけ先に用意する。もともと手先の器用な子なので、主婦になって包丁使いも改善されている。

 12時に再度COOPに行くと、売り場に列ができている。どうやらトラックが到着して、パックに仕分け中のようだ。前のおばさんは8パックも買っていった。こちらは1パックだけ買って、そそくさと家に帰る。10年来の自分流レシピ(といってもいろんな人に教えてもらったことの寄せ集めだが)で、手本を示しながらの伝授。

 時間が気になるが、12時20分頃にスタートしてちょうど一時間後にザルに移すところまで完了できる。出来栄えはかなりいい。冷めた完成版を味見したいところだったが、出発時間が迫り、出かける。

 芸文センター阪急中ホールでのお能は、解説付きでいいのだが、やはり眠くなるのは仕方がないか。和学講座で、山本能楽堂の山本氏から、「お能は世界の演劇の中で最も眠気を誘うものである。前座のところに集中しようとすると、肝心のお能まで持たない。」と注意を受けていたので、インターミッションまでは気楽に観る。
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 本題は、美保の松原の「羽衣」。あらかじめ解説があったので、思っていたよりも楽しめたと思う。衣装も素晴らしくて絵になる舞台である。写真を撮れなかったのが残念である。次の和学鑑賞は、月末の人形浄瑠璃。こちらは曽根崎心中で本を二度読んでいるので、もう少しは入れ込めるかもしれない。
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by yellowtail5a01 | 2014-03-08 18:44 | 料理・グルメ | Comments(0)

by Mitch