三回目の予備校同窓会前夜祭
朝一番に六週間ぶりの母の通院付き添いに行くが、傷口は綺麗に治り、骨粗鬆症の注射も止めたので、薬をもらうだけの通院となった。10時前には帰宅し、今日から明日に替えての予備校同窓会に備える。一昨年に大学卒業以来約40年ぶりに大道学園での四人グループが再開し、白浜で始めたのが初回。去年は、町田在住の元銀行マンが幹事で河口湖で開催。
今年は自分に幹事が回ってきたので、泊りはホテルグリーンプラザ東条湖、プレイは滝野カントリー迎賓館コースとする。羽田から空路やって来る関東組二人を迎えに伊丹空港に行く。オンスケで到着し、手狭なノート号にて東条湖畔へ。紀伊田辺市からBMWでやってきたもう一人はすでにホテルに着いていた。
四人そろって昼食後、空模様は怪しくなってきたが、観光コースはあらかじめ考えていた竹田城址コースとなる。ホテルのフロント嬢に相談すると、「えー、今から竹田城址ですか、1時間半かかりますよ」とのことだったが、時間はあるので決行とする。
なにせまだほとんど新車のハイブリッドBMWに飛ばし屋U君。捕まらなければ大幅時間短縮が期待できる。中国道はガンガン飛ばせるが一車線の播但自動車道はチンタラ走行となるが、それでも1時間15分で和田山インターに到着。
問題は駐車場。今年の四月からいろいろ制限ができたようで、去年まで行けた山腹駐車場は一般車乗り入れ禁止となっている。手前の山城の郷の駐車場に停めるが、ここからのバスは土日祝のみとのこと。駅前に戻り、タクシーで山腹駐車場まで送ってもらい、そこからはいつものルートを歩く。大手門の手前に番所ができて、300円を徴収される。
有料になったにも拘わらず、制約は大幅に増えている。これまで自由に動けた北千畳も南千畳もどこもかしこも無粋なロープが張り巡らされ、石垣の縁には近寄れなくなってしまった。最大の問題は、天守跡にはまったくアクセスできなくなったことである。北千畳の目玉、「日本で一番見晴らしのいいベンチ」もロープの外となり、座れなくなってしまったのは残念である。
南千畳を見下ろすこの風景には、ほとんど変わりがなくてホッとする。
通路には繊維質のものが敷かれ、安全面で向上しているのは評価できるが、見た目には柵とロープ同様実に無粋である。
南千畳の松の木の横で記念写真を通りがかりの人に撮ってもらう。
黒っぽいテキスタイルでカバーしていました。見た目にはアスファルト、歩き具合は
ゴツゴツの石道よりかはマシです。
確かに城内にも説明文がほとんどないですね。入場料を払えばパンフレットを
貰うのが普通なのでしょうが、そんなんあったかな。