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これがミッチの"My Slow Life"

oilsardin.exblog.jp

イマドキシニアの光と影

αSweetの試し撮り

2005年12月25日(日)晴

 朝から忙しい。8時半に遼ちゃんの散歩。これは大分慣れてきた。おしっこの場所やウンチの場所も大体決まっているようだ。中断している朝の散歩だが、遼ちゃんのおかげで復活でき、生活のリズムが戻ってくる。

 兄貴夫婦より一足先に帰国した姪っ子夫婦とその2歳になる子が昨夜遅く、おばあちゃんを心配してこちらに戻ってきたみたいだが、空港から車で送ってもらったとのことでチャリンコもない。どうせ暇だからと車で送っていく。オフクロもクリスマスでもあるのでぜひ教会に行きたいとのことなので、送っていく。まあ、お安い御用ではあるが、細切れに頼まれるとこちらの自由が利かないのが辛いところだ。

 誰も起きてくる様子もないので、朝食のサンドイッチを買いに行き、サラダは昨日の残りの野菜で作る。メシの準備ができると二人とも眠い目をこすりながら起きてくる。遅い目のブランチとなったので昼食はなし。娘は午後に出て外食とのことなので、夜はオフクロと三人である。何にしようかと悩むが、今日は純和風で行こうということになり、栗ご飯、魚料理、ナメコおろし、菊菜のおひたし、味噌汁で決まり。問題はメインの魚料理を何にするかだが、それは夕方COOPに行ってから考えようということにする。

 夕方まで時間ができたので、何をするか。打ちっ放しも考えるが、せっかくいいお天気なので、先日購入してまだ使っていない一眼レフデジタル(ミノルタSweet)の試し撮りに六甲山に向かう。雪もまだ残っているはずだから、ノート&ミシュランX-Iceの雪道走行特性の確認を兼ねて行くことにする。

 建石筋を北行し、六甲山につながるドライブウェイを走る。磐滝トンネル方向と別れたあたりから、日陰の雪の量が増えてくる。さらに芦有ドライブウェイの宝殿インターを越えると勾配もきつくなり、雪質もそれらしくなってくる。走りはまずまず。ここのところ10年以上レガシーワゴン、ステージアといずれも4WDを愛用してきたので、FFのノートはどうかなと思われた。こと上り坂に関しては不安はないようだ。よほど急勾配になったり、トランクに荷物を一杯積むと前輪の荷重が減ってスリップするかもしれない。一方、下りは少し怖い感じがする。重量感のない分後輪が横に滑りやすく、カーブでのブレーキ操作は要注意である。スピードさえ出さなければ、グリップ力は感じられた。レガシーやステージア4WDでとろとろ走ったらみっともないが、ノートのようなコンパクトカーなら許してもらえるであろう。

 アルファSweetの方は、なかなか軽快である。一軒茶屋の駐車場にクルマを駐め、そこから歩いて六甲山最高峰にほど近い東屋まで登ってみる。道は完全に雪で覆われ、サクサクと粉雪の感触である。露出補正の実験に最適の雪景色である。+1、+2と同じ風景を露出を変えて撮ってみる。こういう場合もデジタルなら気軽である。フィルムだとどうしてももったいない意識がでるので、なかなか実験しづらいのである。後で確認してみると雪主体の構図では、+1補正では不十分。+2では少し飛んでしまうようなので+1 1/2または+1 1/3が適正だと思われる。反射率の理論からしても大体当たっている。

 なんといっても感動ものは、SHINちゃんも絶賛の手ぶれ防止機構であろう。今回一緒に買ったズームは18mm~200mmというタムロンの玉だが、デジカメ換算では約27mm~300mmという計算になる。何枚か300mmで撮ってみたが、ブレが気になる写真はほとんどなかった。PCで21インチスクリーン一杯に映しても一部を除き大丈夫っぽい。実験で絞りを絞り込んで3分の1秒で300mmで撮ったやつはさすがにぶれていた。300mmで何分の一秒まで、200mmで何分の一秒まで耐えるのか試しておく必要がありそうだ。もちろん、100mm、85mm、50mm、35mm、27mmでも目安をチェックしておきたい。いや、これは本当に使えそうである。というか、銀塩写真を全く撮らなくなるのではなかろうかとちょっと心配になる。ちょうどコンパクトデジカメを使い出してから、コンパクトカメラや使い捨てカメラを一切使わなくなったように。

 また、研究課題となるのは画面サイズの選択、解像度の選択、ISO指定の選択(3200まで行けるようだ)あたりが新たな課題である。補正の感覚、フォーカスゾーンの選択、AE方式の選択など銀塩カメラで悩むことは全て共通で、プラス悩みの種になりそうな選択の余地が多いと言うことである。

 今のところ唯一気に入らないのが、記録媒体である。コンパクトフラッシュ(CF)しか使えず、PCへの取り込みのときにいちいちアダプターを介さなければならない。最初に買ったキャノンのIXYがCFだったのでアダプターも二つくらい転がっているが、ドライバーの入ったディスクが見つからず、新しいPCでは使えない。SDならレギュラーでもミニでも簡単にレッツノートに取りこめるのに。特に旅行に行ったときのことを考えると鬱陶しい。SDをCFのソケットに入れて使える方法を考えてみようと思う。

Photo:六甲山頂にて
αSweetの試し撮り_e0083517_23345797.jpg

by yellowtail5a01 | 2005-12-25 23:40 | 写真 | Comments(4)
Commented by SHIN at 2005-12-28 23:21 x
α-SweetDigital、やりましたね。

もう、一度使い出したら止まらなくなるかも。

なんと言っても、
(1)撮った写真をその場で確認できる=失敗がない
(2)ランニングコストが安い=1,2年で元が取れる?
(3)すべてのレンズで手ブレ補正可能=マクロモードでも可能。
というのが、デジタル一眼レフのメリット。

とにかくどんどん試してください。
(わたしも来年中にデジタルに完全移行予定)
Commented by SHIN at 2005-12-29 13:53 x
α-SweetDigital使用に役に立つ記事(ただし、玉石混合)

ごく一部です。

(1)デジカメWatch
「コニカミノルタ α Sweet DIGITAL、長期リアルタイムレポート【第1回目】」
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/longterm/2005/08/24/2138.html
(バックナンバーはhttp://dc.watch.impress.co.jp/static/link/dslr.htm)

(2)デジタルARENA
「α-SweetDigitalレビュー」
http://arena.nikkeibp.co.jp/rev/camera/20050908/113393/

(3)ITmedia
『ほぼ全レンズで手ブレ補正が使える――コニカミノルタ「αSweet DIGITAL」』
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0510/18/news019.html
Commented by yellowtail5a01 at 2005-12-30 00:42
αデジタルSweetの関連サイトなどありがとうございます。あれからまだいい被写体に巡り合っていないので、試していませんがデジタル一眼レフの偉大さに感銘を受けています。フィルムを変えなくても一枚ごとに感度を変更したり、ホワイトバランスを変えるとか、銀塩では想像できなかったテクニックをマスターしないと使えこなせないようです。
Commented by SHIN at 2005-12-30 08:03 x
デジタル一眼レフの偉大さに感銘ですか。
銀塩カメラを使ってきた人に認められるほど、デジタル一眼レフ(DSLR)も進歩してきたわけですね。
でもほんと、今年になってからですよね、DSLRが各社から出て市民権を得たのは。

α-SweetDigitalは手ブレ補正ということで、確か今年の3大ベストカメラに入っています。
一位=EOS5D(フルサイズセンサーで話題)、二位=D200(ニコンの中級機。19万円だが50万円並)、三位=α-SweetDigital(全レンズで手ブレ補正)
F4のレンズで撮影しても、F2.0~F1.4くらいの明るさが確保できるんでしょうか?

来年は「DSLR戦国時代」になると言われています。
パナソニック-オリンパス、コニカミノルタ-ソニー、サムスン-ペンタックス連合が参戦します。
驚くべき機能の搭載(ライブビュー、動画撮影)も予想されますが、中心価格帯が現在の10万円から7~8万円に移るでしょう。
カメラメーカーはレンズがプリンタメーカーのインクのように売れるので本体を安くしてもそれほど利益は減らないでしょうし。
まずは、パナーオリ連合とキャノンが1月に激突しそうです。

by Mitch