2015年7月24日(金)晴
姉宅に泊めてもらい歓待を受ける。月初に義兄のお母さんが亡くなり、長男である義兄はバタバタ続きだったらしい。ごく近親の家族葬ということだったので、弔電だけの弔意となっていた。あらためてお悔やみと労いの一言を掛けさせていただく。
今日はいいお天気なので、三人でどこかに行こうということになり、希望を聞かれたので迷わず新江ノ島水族館と応える。テレビで紹介番組を見て一度行こうと思っていたところだ。一人でも訪ねるつもりであった。
行きは江ノ電で江ノ島駅へ。歩くと少し距離があるが、こ洒落た商店が続く本通りを抜け、橋を渡ると小田急の終点、片瀬江ノ島駅。これはド派手な駅で、名前のイメージとは異なった。 大枚2100円を払って入場すると、イルカショーが始まったところだったので、駆け足でショープールに向かう。
飛沫が飛んでくる前の席に少し空きがあったので、そこを陣取る。周りは子供連ればかりなのは当たり前か。あちこちでイルカショーを観てきているが、ここは案内の女性が衣装と言い、所作・見てくれもとてもチャーミングな点が他とは違うようだ。竜宮城からのお使いのような雰囲気である。
初めて近くから見る江ノ島。
西に目を向けると片瀬海岸。海の向こうに富士山が見えたら最高なのだが、さすがに空気が重そうである。
大水槽に戻るとちょうどショーが始まるところだったので、こちらも見学。ダイバーが水槽に入っても魚たちは全く警戒しないどころか、よく調教されているようである。
そろそろ引き上げようかと思っているとクラゲコーナーでのイベントが始まるというので、そちらも見学。さすがにクラゲに芸は仕込めないのだろうが、湘南の海に生息するクラゲについての映像をふんだんに使った解説で、しばし幻想的な気分に浸る。
子供たちにとっては涼しくて物珍しくて、夏休みの人気アトラクションスポットであろう。大人も楽しめた。
帰りの新幹線予約も迫ってきたので、片瀬江ノ島駅から小田急で藤沢に戻り、姉夫婦とビールで喉を潤したのち別れを告げ、小田原に向かう。短時間だったがいい旅となった。