2015年9月29日(火) 晴
スーパームーンを撮りそこなったのは残念。新聞にもネットニュースにも大きな月をバックに人物や観覧車をシルエットで撮っている写真が目についた。
昨日は出勤だったが、昼休みに念のために京都は嵯峨の奥、水尾の里の役場に電話して蝶々の飛来状況を確かめると、「来てますよ」とのことだった。
去年はJRを使って京都から山陰線に乗り換え、保津峡駅で村営バスに乗り換えて訪ねたが、今日はお天気もいいので、バイクにて向かう。川西からR423で亀岡へ、R9、R477を乗り継ぎ途中から府道を南下して裏から水尾を目指す。
軽四しか通れないような細くて急峻な峠道を下ると、眼下に水尾の里が見えてきた。 懐かしい。今年もアサギマダラの群れは来ていた。
花に止まるとすぐに羽根を閉じてしまうので、その雄姿をレンズに収めるのが大変だ。
オスとメスの区別は、羽根の下部に黒いマークがあるのがオス、マークがなく茶色のままなのがメスと教えてもらう。去年も教えてもらった気がするが・・・こちらはメスでやや大きい。
圧倒的に数が多いのはオス。10対1の割合らしい。
このフジバカマの畑には、アサギマダラ以外にもタテハチョウ、ヒョウモンチョウ、アゲハチョウもたくさん来ている。しかし、圧倒的に多いのは珍しい渡り蝶のアサギマダラ。ここで数日休憩して台湾方面に帰るらしい。ひらひらと舞う優雅な飛翔でよく海の上の長距離を渡れるものだと感心する。
帰りのルートはそのまま村営バスのルートを南下して保津峡駅を見下ろすスポットで休憩。
保津峡は水量も豊富でカヌーで下る若者も発見。気持ちよさそうだ。
来た道同様に狭い急峻な山道を抜けると化野念仏寺に出てきた。一路家路に向かうと午後二時過ぎに帰着。気持ちのいいソロツーリングとなった。