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これがミッチの"My Slow Life"

oilsardin.exblog.jp

イマドキシニアの光と影

寒い中、芦屋に向かい英語デー ”G-zero World"と”H-bomb in North Korea"

2016年1月23日(土) 薄曇り 歩数:9061、しっかり歩き:2461、酒:中

 タイムを読む会は本年二度目。お題の記事は、2016年のグローバルな地政学的リスクの見通しをイアン・ブレマーという人が、”The View"というタイトルで、タイム誌の新年合併号に寄稿したカバーストリーのようだ。
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 コンパクトで比較的読みやすい記事と思って、予習も捗っていたつもりであったが、実際に勉強会で精読して行くと、文法的に見落としている倒置法が潜んでいたり、何気なく使われている当たり前の語の意味や品詞で読み流している部分がたくさんあった。

 2時間の枠内で最後まで行ける予定だったが、議論白熱で時間切れとなった。まあ、そのような気付きがあるから出席する価値があるのだろうと思う。その前提はやはり予習をしっかりしてい行くことだと思う。自分なりの解釈、考えを持って臨まないとせっかくの白熱議論も素通りしてしまう。

 細部を疎かにしながらもわかった気持ちになるのは、内容が親しみやすいものだったからであろう。不得意ジャンルならば英語ももっと難しく見えてくる。Ian Bremmer氏の記事は読みごたえがあり、共感のできる部分が多々あった。

 2016年はもう後戻りできない「リーダー無き国際社会(G-zero World)」が定着する年になる、というのが筆者のメッセージ。それを前提に地政学的な見地からそれぞれのブロックでの2016年リスクを分析したものであった。

 午後三時からの旧称法律英語会は、北朝鮮の核実験に対して日本の採るべきアクションについてのフリーディスカッション。当然、国連安全保障理事会に働きかけ北朝鮮に対する非難声明や追加制裁決議と実行、日本独自の意思表明、暴走した場合に備えての自衛、日米安保条約に基づくアメリカとの連携、さらに攻撃の脅威の定義をどう捉えるか、現行法制で集団的自衛権により積極的に朝鮮半島に関わっていくのか等々、検討すべき課題は多い。
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 具体的に起こりうべき事態のシミュレーションを試みると、昨年国会で審議された一連の安保関連法案に対する理解度の浅さが露呈する。また、それぞれの自衛に対する根本的な考えに温度差もあり、前提の部分で噛み合わないことも少なくない。

 単語も日頃馴染みのない専門用語の壁があり、日本語の議論でもまともに噛み合わないことを英語で試みることには限界がありそうである。こちらの勉強方法はずっと試行錯誤を繰り返しているが、本当に難しいと思われる。

 いずれにしても今日のテーマは、時事問題としてはタイミングが良くて、多少なりとも事態の理解の役には立ったが、重くて暗くて、議論の先になにか希望的なものがあるかというと、何も見当たらず、ため息だけが残ったような気がする。来月は映画の番だからいいが、三月のテーマはいいものがないかウォッチしておきたい。
 

by yellowtail5a01 | 2016-01-23 23:59 | 外国語・教養 | Comments(0)