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これがミッチの"My Slow Life"

oilsardin.exblog.jp

イマドキシニアの光と影

天空の恋 ~谷崎と猫と三人の女~

2016年2月21日(日) 晴ときどき曇 歩数:6351、しっかり歩き:1014、酒:多

 待ちに待った芸文センター中ホールでの芝居。我らが春蝶師匠の初舞台の千秋楽に、ヨット仲間10人で観に行く。
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 準備は万端完了で、芦屋の谷崎記念館もチェックし、「猫」がキーワードと考え、「猫と庄造と二人の女」を読了して本番に臨む。結果的にはその小説だけでなく、谷崎文学のモチーフとその実生活とのオーバーラップが網羅された舞台であった。

 春蝶師匠の熱演もさることながら、舞台での演出が素晴らしいと思った。永年潤一郎の秘書として仕えた治江を語り部として、舞台を有効活用した演出手法には感嘆させられた。「痴人の愛」、「蓼食う虫」、「春琴抄」、「細雪」はずいぶん前に読んだことがあるので、イメージはわかるが、「卍」や「盲目物語」は読んでいないので、気になるところである。

 後半の猫に関する部分は、先日読み終えたばかりの「猫と庄造と二人の女」がくっきり頭に残っているので、どっぷりと入り込むことができた。他の谷崎文学も読んでみたい気分になってきた。当初想像していた以上に良い芝居であった。

 春蝶師匠のマネージャの先導で10人で楽屋通路に流れ込み、興奮冷めやらぬ春蝶師匠にT先生から労いの言葉。いつもの高座の後とはまた違った高揚感を師匠から感じた。
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 終わってからの二次会は西宮北口の名店、鳥半にて開催。マネージャが段取りよく予約してくれていたので、8人が一堂に会せる大テーブルで、劇の感想を語り合いつつ夜を迎える。よき観劇の午後であった。
 

by yellowtail5a01 | 2016-02-21 23:59 | 娯楽 | Comments(0)