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これがミッチの"My Slow Life"

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イマドキシニアの光と影

タイム誌を通じてロンドンのこと、ワシントンのことを学ぶ

2016年6月11日(土) 晴れ

 梅雨入りしたはずだが、ほとんど雨には遭遇せず快適な週を過ごしている。ただ、本格的に暑くなってきたのが問題で、家内はエアコンをつけ出すようだ。暑ければつければいいが、こちらが出かける前につけられると辛い。外に出た瞬間に汗が噴き出すのは嫌なものである。外から帰ってきたときは、冷房の効いた部屋に戻ると気持ちがいい。まあ、勝手な言い草かもしれないが。

 予習が十分とは言えなかったが、こまめに通勤電車の中や病院付き添いの待ち時間に目を通していたので、ある程度は済んでいた。しかし、仕上げにかかろうとすると意味の取れない個所が少なからずある。

 初めの記事は、第三代目のロンドン市長に選ばれたサディク・カーン氏について。いわゆるシティではなく、2000年頃から設定された大ロンドン市の市長だが、パキスタン系のムスリム教徒が市長に選ばれるとは、ロンドンはinclusiveな社会であると改めて感心。

 ドナルド・トランプが主張するexclusiveなアメリカの風潮とは差が鮮明である。タイトルのCITIZEN KHANが有名な"CITIZEN KANE"をモジっていることは、教えてもらわないとわからない。
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 二つ目の記事は、老朽化するワシントンD.C.の地下鉄の惨状とその改革のためにCEOに任命されたポール・ウィードフェルドという人の話。インフラストラクチャーのメンテ不足による劣化、重大事故発生リスクの増加は対岸の火事ではない。
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 時間内に二つの記事を完読できて、満足の四時間となる。予習は大変だが、出席していて文句なしに楽しいし、この緊張の連続はきっとアンチエイジング、脳の活性化としては最高の文化的活動だろうと思われる。

アフターファイブには、16人の出席者中8人が二次会に流れ、焼き鳥とビールでこちらは緩和しっぱなしの時間を過ごす。この緊張と緩和のバランスが頭に心に心地よいものと思われる。

by yellowtail5a01 | 2016-06-11 23:59 | 外国語・教養 | Comments(0)

by Mitch