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これがミッチの"My Slow Life"

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イマドキシニアの光と影

効率的な二都物語デー

2016年10月18日(火) うす曇りのち晴れ

 久しぶり巡ってきた神戸での講師仕事が入った。以前はよくお邪魔していたが、二年ぶりくらいか。二時間という短縮バージョンだったが、熱心な受講生のおかげでテンポよく進めることができた。

 午後二時のアポイントは淀屋橋近くのパーティ会場。OB/OG会用の割安会場探しである。昼食を摂っても余裕があるので、三宮で途中下車して散髪。平日の昼間だから空いているだろうと思っていくと、これが結構混んでいた。

 ミントビルの7階のレストラン街で昼食を済ませJRで北新地駅を目指す。余裕でと着予定だったが、意外に時間がかかる。一緒に下見予定の相棒はもう到着していた。
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 これまでお世話になっているホテルでの開催を続けようとすると会費の値上げをお願いせざるを得ない。現状会費を維持しようと思えば、会場を変更するしかないが、ホテルにく比べると見劣りがする。
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 明後日の世話役会議で方向付けをしなければならない。一通りの見学と打ち合わせを小一時間で済ませ、相棒とコーヒーショップで打ち合わせたのち帰路に就くとまだ早い。

スマホで検索すると4時半からの「君の名は」上映にピッタリの時間。阪急で帰ることにする。特急はわたせせいぞう氏のラッピング列車。モザイク界隈の風景だ。この電車に当たると何かうきうきした気分になる。
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 西宮北口で下車してガーデンズへ。クルマで行けば楽勝だが、歩くとガーデンズシネマまで結構時間がかかる。それでも上映開始にピッタリのタイミングで到着。(画像はYahoo映画より)
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 家内がいち早く一人で観てきて、「あなた向きの映画ではないよ」と言っていたので、そうかと思っていたが、このところの評判を聞くとそうも言っちゃおれない。

 なんといってもリアルな風景描写が美しい。設定は難解だ。男女での心の入れ替わりと時間軸のねじれが複雑で、一度見ただけでは釈然としないところも残る。

 リピーターを狙って新海誠監督が仕掛けたとすれば賛同できないが、昔の大林宣彦監督の「転校生」と「時をかける少女」を掛け合わせたような設定は心憎い。

 リアルな東京の都会美と飛騨の自然美の対比、おばあちゃんが語る「結び」への思い、お神楽場面など、日本情緒満載なところも好感が持てた。恋愛ものとして観ると色気がなさ過ぎて、いくら高校生ものおとしても中途半端な印象でフラストレーションが残る。

by yellowtail5a01 | 2016-10-18 23:59 | ひとりごと | Comments(0)

by Mitch