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これがミッチの"My Slow Life"

oilsardin.exblog.jp

イマドキシニアの光と影

芦屋女性センター講座最終回


2006年3月23日(木)晴時々曇

 いつも目覚ましなしでも7時には目が覚めるのに今日は寝過ごした。目覚ましもならなかったようだ。気がつくと9時半。10時から芦屋女性センターの講義の最終回が始まる。天気もいいし、木曜なので違法駐輪の取り締まりもないはず。迷わず「ろくべえ」で行くことにする。山手幹線が完成すれば楽なのだろうけどまだ少し先になりそうなので、夙川から狭い道を抜けJRの北沿いに行く。車や自転車で通り慣れた道なので安心。

 15分ほどで着いたが、駐輪場を探している時間もないので、建物のすぐ横の歩道上に失礼する。3分ほど遅刻であったがいつも自分が座る席はちゃんと空けておいてくれていた。今日は昨秋のヒットドラマ「熟年離婚」をテーマにした講義である。講師はO元氏という兵庫県立大学看護学部教授である。

 ドラマの第一回をビデオで見てその中から先生の方で用意されている質問について参加者が答えていくというもの。ビデオの時間が結構長かったので肝心の後の時間が少なくなったが、題材としては非常に面白い。

 先生の解説や自慢話よりも参加している皆さんの意見をたくさん聞きたかったが時間切れ。教材がいいだけにもったいない。しかし、さすがは教授の先生。学ぶところは多々あった。渡哲也が演じる幸太郎は生真面目だが自分の感情を抑えることで会社での仕事を全うしてきた権威主義の男で典型的な日本人男性のタイプらしい。その対極にあるのが釣りバカ日誌のハマちゃんというのは頷ける。

 もうひとつ面白いなと思ったのは「男女の役割のクロスオーバー」。男は定年を過ぎるとこれまでの仕事一辺倒から家庭の中のことに関心が向かう。反対に女性は亭主が定年を迎えるころから社会からの評価、認知されたいという欲求が強くなり、外に目が向くというもの。ベティ・フリーダンがその著書「老いの泉」でこのことをずばり指摘しているとのこと。引用すると、

 ”親の役割を終えた後に性別役割のクロスオーバーが起こるということは、多くの研究者が言及してきた。デピッド・ガットマンは、さまざまな文化に次のようなクロスオーバーを裏付ける現象を発見した。人生の後半に、男性は受け身的、養育的で、静観的な「女らしい」性質を発達させ、女性は自分を主張し、堂々とした冒険心に富む「男らしい」性質を発達させる。”

 これは何となく当たっているような気がする。たかがドラマであるがスクリプトを丹念に読んでみると実に良くできているドラマだと再認識する。自分の心の中にある「○○してやっている」という意識や権威主義的傾向への気づきができただけでも今日の成果はあったと思う。

 終了時間が少しオーバー気味だったこともあるが今日は質問を敢えてしなかった。K代さんと昼食の約束をしていたのでそちらが優先だ。もっとも彼女はすぐに出られそうもなさそうだったので歩道のに駐めっぱなしの「ろくべえ」が気になり、見に行くと案の定黄色い紙が貼られていた。「皆さんの迷惑になります」という月水金の紙かと思うと「私有地につき駐車ご遠慮下さい、管理組合」というものだった。建物寄りに駐めたのでビルの私有地に入ったのだろう。持って行かれることはなさそうだったので安心してそっとしておく。

 事務所に戻るとちょうどK代さんもOKだったので竹園別館という小じゃれたレストランに行く。1000円のランチ。何年ぶりかのハンバーグだがおいしい。やはり弾む話をしながらいただく食事は美味しい。今回の女性センタープログラムへの意見、彼女の仕事のこと、社労士試験、失業保険受給、子供のこと、昔話、釘煮のレシピ談義、話は尽きないがあっという間の昼休みは終わり割り勘でしめる。同窓会では毎年顔を合わせて親しく話す機会はあるが、二人でゆっくり話すのはおそらく教養の2年生の時以来だろうか。36年くらい経っている計算になる。感無量。

 K代さんから聞いた釘煮レシピが気になり、家に戻るとCOOPに行きイカナゴ新子を求める。最後のワンパックが残っていた。かなり成長してほどよい大きさに育っている。本当はもっと新鮮な時間を狙いたかったが仕方がない。手帳にメモした注意点を忠実に実行。出来映えは、どうだろう。悪くはないが少しショウガが多いかも知れない。

 釘煮作りの合間を縫ってピアノの練習をする。天候も安定してきたみたいなので、初めて「ろくべえ」でピアノ教室に行くことにする。43号線に出て西へ一直線。5時半に間に合うか微妙。車線を縫うように走れば効率はいいはずだが、そこまでの自信はない。他のバイクは本当にスイスイと車の間をすり抜けどんどん前に行く。それを横目に左車線の真ん中を進む。結局7分くらい遅刻。

 ところが、なんと教室は電気も消えている。事務室に行って確認すると今日はお休みの日だったとのこと。なーんだ、馬鹿みたい。まあ「ろくべえ」の神戸初体験ということでよしとしようか。帰りはのんびりと走るが、雨。路面も濡れてくる。緊張感が体を走り抜ける。忠実に車線を守り西宮まで帰り着く。
Photo:Rokubee @ downtown Kobe by Panasonic901is
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by yellowtail5a01 | 2006-03-23 23:59 | 外国語・教養 | Comments(0)