ブログトップ | ログイン

これがミッチの"My Slow Life"

oilsardin.exblog.jp

イマドキシニアの光と影

失火責任法は何とかならないものか


2006年11月7日(火) 晴~強風

 朝目覚めるとまだ雨が残っていた。路面には水たまり。出かける頃には日が差してきたが、風も強いし寒そう。「ろくべえ」通勤を自重し、電車で行くことにする。帰りに梅田によって修理依頼中のズームレンズを取ってくるのにちょうどいい。

e0083517_139549.jpg 一夜にして晩秋の気配。桜並木の紅葉も色の変わる前に風で吹き飛ばされたのが残念である。長岡京の桜並木はどんな具合だろうか。懐かしく思い出される。昼休みに近隣を散歩して気になる桜並木を写真に収める。

 梅田経由で家に帰ると、義母と家内が深刻な顔つきで話しているので、首を突っ込んでみると、火元責任者である隣家からその後も何の詫びもないとのこと。焼け出されて以来、体調も崩して医者通いをしたり、保険会社との交渉、役所の手続き、次の住まい探しに明け暮れていたが、ようやく転居先も決まり主だった家財の購入も一段落した。

 で、あらためて振り返ると失火元から見舞い一つないのはおかしいと思うのは当然である。失火原因が重過失に当たるかどうかは今更立証のしようもないし、故意又は重過失を立証できなければ法的な賠償請求はできないことになる。もらい火をもらった側としては失火責任法の壁が厚くのしかかる。

 明治初期に制定された法律であり、諸外国には例を見ない日本独特の不法行為に対する例外規定だが、その運用は近年変化してきているようである。例えば、天ぷら油をコンロにかけたままそこを離れたために引火し、類焼した場合、以前は軽過失と認定していたが最近の判例では重過失に認定されるそうである。寝たばこも現在は重過失となるようだ。

 だからといって今回のケースで原因を重過失とするにはあまりに情報不足であり、行政の民事不介入原則の壁もあり、消防署や警察に行っても調書などの閲覧は困難なようだ。通常は、見舞金と誠意ある謝罪は当然と思われるが、これすらない場合の何らかの救済手段はないものか。法律の世界で生きながら自分の無知と未熟さが悔やまれる。
by yellowtail5a01 | 2006-11-07 23:59 | 家族・交遊 | Comments(2)
Commented at 2006-11-08 08:46 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2006-11-09 07:27
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。