高校コンペ&出張遠征
日曜日の昼過ぎに家を出て、静岡県は掛川入り。静岡カンツリーの付属ホテルは思いの外、立派なホテルであった。大概はロッジに毛が生えたようなところが多いが、ここは相当しっかりしたリゾートホテル。掛川駅に三々五々集合。集合時刻の4時45分には全員が顔を揃える。道中のバスの中は、修学旅行気分である。
宴会、二次会と40年ぶりの対面も多々あり、やはりゴルフだけじゃなくて、こうした酒を飲みながらの交流は、時間を飛び越えて高校時代に引き戻される感じである。10時半頃にお開きにするが、テニスと宴会のみ参加のT君とW君は夜もすこぶる元気。ゴルフ組は皆部屋に戻って眠りについたようだが、元気な二人が当室にちん入し、そこからT君が持ち込んだ21年もののウィスキーで酒盛りが始まる。
それでも、翌朝は5時半に起き、身支度を調え食堂に行くとほぼ全員が6時半の食堂開店と同時に集まり、朝食を済ましている。皆、気合い十分だ。やがて、7時半のスタートとなり、諸注意を説明して、スタート。
ここまで来れば、幹事のことは忘れてプレーに集中するはずだったのだが、出だしでつまづく。いきなりサービスミドルを9叩く。続いての2番も3オーバー、3番もダボ、4番でボギーと落ち着く。前半は、何とか取り戻しても51。これでは100切りも危ないと思われたが、インに入る前にビールを飲んだのがきっかけになったのか、少し持ち直し上がってみると45とまずまず。96で関西の前回優勝者としての面目をかろうじて保つ。
励まし合ってきた関西の新興勢力K君はグロス92で、面目躍如。西軍が概ね好調で、東西グロス対抗では、西軍の圧勝となった。優勝も関西のエース、N君である。勝ち負けはともかく、絶好のお天気の下で美しいコースでのラウンドは、生涯の中でも思い出に残るラウンドのひとつになったことは間違いない。
2時過ぎには表彰式も全て完了し、全員揃って掛川駅に。名残は尽きないが、西と東に分かれて解散。自分は、明日東京出張があるので、関東組と一緒に東に向かう。小田原で在来線に乗り換え、藤沢から江ノ電に。共同幹事だったN嶋君とは最後まで一緒であった。ややこしい会計回りを全て引き受けてもらい感謝である。
姉貴宅では、またまた歓待を受け、早い目に心地よい眠りにつく。そして、今日5月1日を迎える。長い会社生活を通じて、メーデーに仕事をするのは全く初めて。湘南ライナーに乗って、東京へ。人形町の新しいビルは快適で、パソコンやLANのセットアップもトラブルなく行け、説明会は順調に完了。
東京のあとは名古屋営業所へ。こちらもほぼ予定通りに着き、説明会は順調に終わる。その後、所長が「急ぎますか」と尋ねてきたので、ここは喜んでお受けする。別件で来ていた営業本部のKさんともども近所の居酒屋に行くと、そのあと会議に出ていた課長以下若手もぞろぞろ集まり、大宴会となる。名古屋の街も大きなビルが建ち活気があるが、ここの営業所も小さいが活気がある。
九時前になったので潮時と立ち上がり、新幹線で戻ってくるが、酔いも回って危うく新大阪を乗り過ごすところであった。結構いい時間になる。ただ、遅くなったおかげで雨は上がっていた。たくさんの荷物を抱えて傘を差すのはゾッとするが、それは免れた。
さあ、これで明日からのGW後半に心おきなく入れる。