早いもので一周忌
昨年穂高で遭難して亡くなった中高同窓のF澤君の一周忌追悼ということで、芦屋のF家に有志16名が集う。お線香をあげ、しばしご家族と共にありし日の彼を偲ぶ。あっという間に一年が経ったような気がするが、ご家族にとっては本当に激変の一年であったことだろうと察する。
奥様と三人のお嬢様方に暖かくもてなしていただき、御霊前でしばしの談笑。彼が山好きというのはよく知っていたが、写真にも相当凝っていたのは、アルバムを見せてもらって初めて知った。彼が自慢していた愛犬ジャックとも初対面となる。躾がいいのか、思っていたよりも遙かに大人しく、愛嬌のあるJRTであった。彼が元気な間にもっと山のことや写真のことや犬のことも話をしておきたかったと悔やまれる。(Photo by Iwai/Nakano)
駅前の小じゃれた和風レストランに移動しての会食。殆どが毎年新年会で顔を合わしている面々であるが、昔の思い出話をしていると当時知らなかった色んなエピソードも飛び出してきて、新たな発見もある。
後2,3年で全員還暦を迎えることになるが、その辺りからだんだんメンバーも欠けていくことになるのであろうという話になる。以前はそんな話は殆ど話題に上らなかったが、F君の突然の死は我々に生きていることの大切さについて警鐘を鳴らしてくれているような気がする。
「もう一通りやりたいことはやってきたので、いつお迎えが来てもいい」と言い切る者。「まだまだやりたいことがいっぱいあるからそれは困る」という者。自分も含めて今日集まった連中の大半は後者であろう。しかし、年々徐々に前者が増えていくことになるのであろう。10年後にも全員元気に顔を合わせられればいいが、現実はそうは行かないであろう。誰かが次に逝き、誰かが最後の一人まで生きることになる。
お開きの頃には、台風で嵐かと思ったが、意外に雨も上がり、散歩がてら芦屋から歩いて帰ることができた。
おや、Dr.Kさん?
1ヶ月半になりますが、76-73.5kgの間で変動していた
日々の体重が、74.5-72kgにシフトしたので、月に1kg
の計算になるかな、と密かに満足しています。ドクターの
温かい励ましのおかげです。