今年初の本格マスツーリング
午後に講師でお世話になっているEI社の顧問会議というのがあり出席を要請されているが、前から計画しているOB会のツーリングクラブの例会とかち合っていたので、先約優先。EI社の方は遅れてでもいい、とのことだったので帰り道に寄ることにする。
おかげで、ジャケットをバッグに詰め込み、スラックスをはいた上にゴルフ用のオーバーパンツをはいてネクタイもバッグに詰め込む。会議用のコスチュームとツーリング用のコスチュームはまったく相容れないが、無理矢理まとめるとそのようないでたちとなる。
集合場所は、奈良市役所の南約1キロの24号線沿いのセブンイレブン駐車場。阪神高速でいけばかたいのだが、高速に乗らずに地道で行くことにする。国道2号を東に取り、梅田、京橋を経て、山越えの阪奈道路を走る。若い頃にはなんどとなくクルマで走った道だが、一度バイクで走ってみたかった。きついカーブはやはり相当緊張する。
集合場所には、計算通り30分前の9時半に到着する。今回から新人メンバーが二人加わり、今日は総勢8名。常連が二人休んでいるので、10人のツーリングも実現しそうである。新人といっても、何台ものバイクを乗り次いできておられるベテランである。一人はBMWの1200、一人はスズキの1300。年齢も二つないし四つ上である。「ろくべえ」号がますます華奢に見えてくる。
今日のルートは、R24からR169で吉野を抜けて川上村の大迫ダム畔にある入之波温泉というところが目的地。もう少し足を伸ばせば大台ヶ原を越えて三重県側の熊野までも遠くなさそうである。
いくつかのダムを見下ろしながらの快適ツーリングとなる。水の色が川もダム湖もエメラルドグリーンで、ニュージーランドやカナダの湖を彷彿とさせる。
露天風呂からも湖を見渡せ、気分がいい。泉質は炭酸泉とのことだが、有馬の金の湯のごとく赤いお湯で、鉄分の匂いがする。
温泉に入って昼食を摂ってくつろぐと2時を回る。帰り道は混雑を避けて山道ルートで針インターに抜けることにするが、これがとんだ誤算。山道で急に雨が降り出し、気温は急降下。ずぶ濡れになり、しかも手もかじかむ。温度計を見ると4°。これは寒い。
しかし、ゆっくりもしておれないので、インター脇の道の駅でメンバーと別れ、名阪、西名阪、阪神高速を乗り継いで、一路北浜へ。いつの間にか雨も上がり、120kmくらいで流していると濡れたウェアも乾いてくるようである。1時間15分で到着。路上で慌てて着替えて、ネクタイを結んで、会議の最後10分のみ出席することができた。すぐに宴会会場に移動して懇親会。飲めないのが残念だが、懐かしい顔ぶれと再会する。
「ミセスダウト」と「やまとなでしこ」に、一度に同じレストランで二人の人を相手にするシーンがあります。
「ちょっと、お手洗い。。。」といって片方の人から抜け出すわけです。
トイレと偽ってもう一方のところへ行き、
「あまたせ!」
とやるわけです。
これを繰り返す内、話している内容がこんがらがるわけで、そこが見せ場です。
みっちさん、うまく時間調整してくださいね。