初の本格的ヨット写真
先週上架したCaratⅢ号がメンテを終わってすでに下架されているというのでまずはその点検と片付けである。ビルジという海水がプロペラシャフトの隙間から入ってきていたり、そのポンプが不調だったりして点検作業に追われる。お天気はまずまずだが、今日はいつもお世話になっているアジャスト艇のオーナーから一緒にセーリングして走っているところの写真を撮って欲しい、とのご希望だったので、2艇で大阪北港往復となる。
往きは穏やかな風で絵になる写真は撮れない。北港に係留してしばしのランチタイムのつもりが、このメンバーが揃うとついついワインタイムとなり、2時半くらいまでゆっくりしてしまう。帰りはほどよい風が出てきたと思いきや、途中からブローが吹き荒れ大変なことになる。セールを張っていると危険を感じだたので、突風の中で帆を下げたり揚げたりで写真どころではない。
木の葉のようにゆられるデッキでクルーワークとフォトグラファーを掛け持ちでやっていると船酔いしてきて気分が悪い。久しぶりに酔った。昨日のハードワークと睡眠不足も響いているようだ。手が沢山あればキャビンで横になるなりできるのだが、オーナーとマネージャと三人だけなので抜けるわけにもいかない。
なんとか帰港して後片付けも終えて、再度合流しあらためて赤を一本空けるが、さすがに船酔いで揺れている中、ワインを楽しむというところまで行かない。コーヒーの方が旨いと思ったのは久しぶりである。
身を挺しての撮影、流石に迫力満点ですネ!
吐き気を克服できるいいお薬はないものでしょうか。
換えが強いと塩水の飛沫が舞ってくるのでカメラには過酷な条件
です。でも、明るいので安物ズーム一本で足りるのがありがたい
ところです。処分せずに温存しておいたKonicaMinoltaαDS/
Tamron18-200mmが役に立ってくれています。