2010年11月2日(火) 晴
早朝より東京出張。仕事はそれなりに順調に片づく。結論がしっかり出たわけでは
ないが、当局の考え方を確認できたのは成果といえよう。法律の運用だから、行政府
の意向は尊重しなければならない。
午後の予定も無難にこなし、ネットで安く手配できたANA便で帰ることにする。少し
時間の余裕があったので、先月オープンした羽田国際ターミナルを見学して帰ること
にする。

京急の国際ターミナル駅から地上に上がると、ブルー基調の照明の新ターミナルロビーに出る。各エアラインのチェックインカウンターが並んでいる。しかし、人の数はカウンターよりショッピングゾーン、レストランゾーンが圧倒的に多い。

そのショッピング・レストランゾーンは江戸情緒たっぷり。国内線ターミナルより遙かに日本的である。その割に外人の姿はなく、欧米系はおろか、中国・韓国・東南アジア系もほとんど確認できない。聞こえてくるのは日本語ばかりである。
屋上の展望台/送迎デッキに出るとここも日本人ばかり。たまたまかも知れないが
JAL機ばかりでここもインターナショナル感は乏しい。

このネオンサインが唯一国際ターミナルを演出しているせいか、これをバックに記念
撮影のストロボの光がそここで閃めいている。

デパーチャーボードはなるほど国際ターミナルにふさわしい。

つい見とれるのはいろんなショップ。なかなか面白そうなものが並んでいるが、お値段もなかなかのもの。Tシャツ一枚が6000円というのは、いかがなものか。

はるるギャラリーに似合いそうなフィギュアも沢山ある。
日本情緒豊かな布製品が美しく飾られているが、果たしてどれだけ売れるのか。
日本人はまず買わないと思われた。


ミミズクをイメージしたバッグ。面白いことは面白い。

やがて江戸横町に作られた朱塗りの舞台で日本舞踊が始まる。ここでも外人の観客はゼロ。フォト対象としては動きも光も面白い。

踊り子さんはそこそこお歳も召していて、艶やかさはイマイチだが、凛とした踊りの姿勢には好感が持てる。

片流れのルーフは最近の流行なのか。採光用のスリット窓が等間隔で設けられている。見方によればいろいろ連想させられる。
結論として、空港としてのスケール、日本での国際空港としては文句無しに唯一の国際
水準の空港であろうと思われた。国際ターミナルと第二ターミナル(ANA)、第一ターミナル
(JAL)を無料シャトルバスが巡回している。それに乗ると、途中モノレールが横切ったり、
複数車線にクルマが行き交う高速道と立体交差したり、その賑やかさはアメリカの大空港
に匹敵する。夜だったからそう思うのかも知れないが、イメージとしてはロス空港とダブる。
器は十分国際空港であるが、人を見ていいると98%日本人。開港一ヶ月で初物好きの
野次馬観光客が多いのを差し引いても、国際ターミナルと言うにはあまりにドメスティックな
ターミナルだ、というのが今日の結論だ。