2012年3月13日(火) 晴 10656歩
話は遡るが、10月のスポニチMBSコンペで運良く優勝したときの副賞、2泊3日のペア招待クーポン。家内はとても行けそうもなかったので、娘と行こうと言っていたのだが、12月に義母を引き取ることになり、とてもそのような状況ではなくなった。スポニチ仲間の誰かが代わりに行ってくれればいいと思って打診するが、みなさんそれぞれ事情もあり、無理とのこと。
そうこうしているうちに義母の入院、葬儀と続き忘れていたのだが、元気になってきた家内が一段落したので骨休めに旅行したいと言い出したので、急遽計画することになった。もっとも足や腰は良くないので、普通の観光バスツアーは無理なので、チャーター車・ガイド付きのフルアテンドコースとなり、パック旅行を購入するよりもそちらの費用が嵩む。
関空発が9時10分のアシアナ航空。若い頃に大韓航空で金浦空港をトランジットで使ったことがあるが、今はインチョン空港が玄関になっているとのこと。最初のアクシデントは出国ゲートを通過したあとに起こる。それまで、張り切って買い物をしたりウロウロしていた家内が、出国審査をおえたところで「歩けない」と言い出して、ベンチに座り込む。空港だから車椅子くらいあるだろうとインフォメーションのお姉さんに相談すると、「アシアナさんに連絡しますので、こちらでお待ちください。」とのこと。
待つこと10分、だんだん登場締め切り時刻が迫り、なんとかモノレールまで辿り着き、ドアが閉まる寸前に車椅子が到着。滑り込みで搭乗に間に合う。インチョンでは、あらかじめ手配がされており、機内を出たところから車椅子、途中からは構内車両でスイスイと入国審査まで進む。ここでもクルー用のゲートを優先使用でき、荷物をピックアップしてクルマのいるところまでアシアナの男性職員が面倒をみてくれる。
まずは市内中心部に行き、昼食。参鶏湯である。あっさりとしていて食べやすい。日本の韓国料理店でも食べたことはあるが、やはり本場と思うと雰囲気が出る。Cassというビールを戴くが、少し甘い目で自分の口には合わない。

昼食後、近くの大漢門というところで衛兵交替儀式があるというので、見学に行く。

そうこうしていると家内の足がまた痛み出したようで、とても歩けないからマッサージに行きたいとのこと。やむを得ずミョンドンのマッサージ屋に連れて行ってもらう。こちらは昼間っからマッサージをする気になれないし、もったいないので、待ち時間で近所の名所をガイドさんに案内してもらう。
まずは昌徳宮というユネスコ文化遺産。日本の御所と似た感じであるが、色遣いが全く異なる。

チャングムが出てきそうな宮廷の調理場もある。

ガイドさんは辰年ということなのでほぼ同年代の女性。日本語は達者で日本の歴史や国際情勢に明るく聡明な感じである。色々話していて思ったのは、日本人が朝鮮や韓国と関わりを感じているよりも何倍も韓国人は日本人との関わりを意識していることである。それもネガティブな関わりである。
古くは豊臣秀吉の朝鮮征伐。無鉄砲という言葉があるが、韓国にもその言葉があり、その由来は当時の朝鮮軍が豊臣軍に対して鉄砲も持たずに戦って、悲惨な敗戦を繰り返したことに由来するとのこと。もちろん、日韓併合以後終戦までの日本統治時代の名残の建造物や逸話がいやと言うほどあるようだ。
この昌徳宮には李方子様という日本の皇族で朝鮮最後の王様と結婚した方が、晩年を過ごされたという住まいも保存されていた。名前は聞いたことがあるが、ほとんど意識することもない逸話であったが、目の当たりにその遺跡を見ると感慨深いものがある。

少し車で移動して北村地区という急な坂道の住宅街を散歩する。昔ながらの街の風情を保存しつつ、今も瀟洒な住宅地として残っている。とにかくソウルという街は坂道が多い。

マッサージの終わるころあいを見計らってミョンドンに戻る。1時間強の韓国式マッサージを受けて、大分楽になったとのことで、ミョンドンの商店街を散歩する。

夕食は韓国古典芸能を観ながら宮廷料理を楽しめるというお店に案内してもらう。いろんな種類の薬膳料理が沢山出てくるが、思っていたよりもあっさりしているのが多く、満足のいくお味であった。

観光客向けなのか、店内では日本語のグループもあった。玄関に置いてあった衣装をちょっと拝借してみる。

ホテルはロッテシティホテルということでまずまず立派なホテルではあった。、