水ぬるむ、海上も初夏の気配
連日の晴天に恵まれる。今日は二週間ぶりのセーリングデイでお天気もいいし、風も適度にあるので快適なセーリングを期待したのであるが、GWに四国共同遠征を企画しているAdjust艇のS氏がその準備できておられたので、共同で作業することになる。
まずは、コース選定と宿泊港およびいざというときの避難港を検討する。沢山の海図を整理しながらワイワイ言いながらの計画もまた楽しい。そうこうしているうちにお昼になり当方持参の庶民的スパークリングワインと先方提供の高級赤ワインを交互に飲みながら昼食タイム。
もう一つの準備事項は、ゴムボートとその船外エンジンの点検。酔った勢いで「やろう、やろう」ということになり、船底から折りたたんだゴムボートを引っ張り出し、まず空気を入れる。エア洩れのないことを確認。早速、海上にゴムボートを降ろし、船外機を取り付ける。一年ぶりに動かすとのことで、エンジンが始動するのかと不安になるが、何度かスターターのヒモを引っ張ると始動に成功。交替でしばしのゴムボート遊び。
ボートやヨットは免許取得以来何度か舵を握っているが、舵とエンジンスロットルが一体となった船外機での操縦は初めてだ。実に簡単である。水に近い分、クルーザー艇にはない水との親和性を実感できる。
いい大人のおもちゃである。動かしているだけで新鮮な歓びに包まれ顔がほころぶ。 ゴムなので、少々ぶっつけても平気で相手もゴムボートもダメージ皆無。GW遠征で無人島のビーチでこんな遊びができれば最高であろう。