シャンパンとワインの日となる
寒くもなく、朝から雲ひとつない快晴。本来なら絶好のヨット日和なのだが、微妙にまとまらず
セーリングは流れる。代わりにというのもなんなのだが、ヨットクルー仲間で梅田阪神百貨店で
毎年この季節に開催されるシャンパンフェアに行くことにする。行くなら朝一番から。10時前に
一階西口の通用門に集合し、一番乗り。梅田にはすでに新しい阪急百貨店の勇姿が聳えたって
いる。
二年ぶりだが、さすがに不景気のせいか人出は二年前に比べるとやや少ない感じ。シャンパン
と呼ばないイタリヤやスペインのスパークリングワインだと、白でもロゼでも1500円から各種
揃っているのが嬉しい。シャンパンを家で飲む機会といえばクリスマスか正月くらいなので、いい
時期のシャンパン祭だ。
早い目の昼食を一緒に食べて、芦屋に向かう。昔の英語仲間の先輩がNPO法人を立ち上げる
というので、その相談に出向く。一緒にやってもいいのだが、やはりNPO法人という以上、営利が
目的でないとすると、それ以外の明確な目的、理念が必要である。それがクリアにイメージできる
までは動きようもないと悟る。芦屋駅前は12月とは思えないほどカラフルで艶やかだ。
芦屋からの帰り道は、万歩に対して歩き足りていないので、山手幹線を徒歩にて歩いて帰ること
にする。自転車、バイク、クルマではいつも通っている道だが、歩道を歩くとずいぶん新たな発見が
あるものだと感心する。その一つは、並木となっているモミジバフウの種子。こんなイガイガの実が
なるとは知らなかった。
夙川のカトリック教会の横を越えると、Cave de Terreというワインハウスの前を通りかかる。
夕暮れ前のいい時間帯だったので、初めて足を踏み入れ、リースリングというドイツ白ワインとそれ
にマッチするというポトフを頼む。立ち飲みのカウンターがテイスティングコーナーとなっており、COD
(キャッシュオンデリバリー)というところがカジュアルでいい。
冬景色とは程遠い大阪です。
知らなかったです。
半地下でこのお店があります。テイスティング的に600円くらいから
ワインを楽しめますので、気が向いたら途中下車してください。電話
でもいただいたらチャリで出向きますので。
私のところはそれが難しいので、よろしくお付き合い下さい。独り
で行ってもカウンターのお姉さんが相手をしてくれそうですが、
「バーではありませんので、ワインや料理の説明以上のサービス
は致しかねます。」という種子の注意書きがあるので、独りは少し
淋しい感じです。