真夏直前の移行季
ゴミネット片づけ当番だった6月は、朝の時間の関係で、多少降雨のリスクを冒しても
バイク通勤を余儀なくされたが、月も変わったので電車通勤がまた出来るようになった。
本音では、時間の問題だけでなく、朝の風を切って疾走できるバイク通勤の方が遙かに
快適である。電車の中はまだエアコンも効いているが、降りてから14分ほどの徒歩通勤
は、この季節辛い。
ただ、それでも歩くメリットは二つあり、一つは歩数を稼げメタボ解消目標に貢献できる
こと。もう一つは歩きながら季節の微妙な推移を目、耳、鼻でダイレクトに感じられること
だろう。

耳からの決定的な変化は、クマゼミの朝の大合唱がいつ始まるか。自然の神秘という
か、毎年気象庁の梅雨明け宣言とは関係なく、7月10日を過ぎた頃にかならず「シャワ
シャワシャワ・・・」というクマゼミの鳴き声が聞こえ始める。自分としてはその日が真の
梅雨明けの日と思っている。
鼻の方はあまり当てにならないのだが、民家沿いの道や公園を横切ると知覚されるクチ
ナシの匂いは、早春のジンチョウゲの香り、体育の日あたりのキンモクセイの香りとともに
自分的には三大香り大賞だ。
