いざ沖に出ん、秋の海
彼岸の頃を境にあのうだるような暑い夏が終わり、過ごしやすくなったのはありがたい
が、天候は不順となった。日替わりで降ったり晴れたり。今のところいいサイクルで動い
てくれているようで、水曜のゴルフは快晴、木曜の仕事日は雨、フリーの金曜とヨットの
土曜は晴、ということでありがたい。
今日のセーリングは、マネージャが不在で男ばかり4人の予定だったが、東京から
朝の新幹線で戻ってくる予定だった若手メンバーのZ氏が急遽欠席。オーナーと師匠と
自分の三人となり、最若手の自分は慣れないギャレー(キッチン)ワークもこなさないと
いけない。まあ、これは宿命であり、与えられた使命でもある。
11時頃に出航するが風はなく、沖に出てもゆらゆらと漂うばかり。危険もないので帆を
揚げたままのんびりとビール、ワイン三昧となる。午後二時頃にようやく風も出てきたので、
風を追いかけてセーリングを試みる。師匠が久し振りの参加なので、セールの扱いや各種
トリムについてオーナー共々教えてもらう。もう少し風が強ければもっと勉強になったと思わ
れる。ゆとりがあった分、写真も撮れたということで良しとしよう。
昼下がりの沖合。逆光の銀波を撮るにはもっとコントラスト高めた方がいいようだが、そこまでのゆとりはなかった。
2時過ぎ頃から風も出てレース艇が活発に帆走しているのをひやかしに行く。
帆のCRが艇名のイニシャル。45フィートもあるお洒落な艇で、新西のレストランの目の前に係留されているお馴染みの艇だ。知り合いのN氏が乗っていたかどうかは不明。
ハーバーに戻ってくると大学のディンギィのレース練習が花盛り。合間をすり抜けるように
してハーバーを目指す。