城崎かにカニパック
前から計画していた義母とのカニ・温泉旅行。いつもならドアトゥドアでケアできるクルマでの旅行となるのだが、雪の事情もあるのでJRのパックツアーを日帰りで利用することにした。
なるべく電車に乗っている時間を少なくするため行き先は城崎、乗り込みは宝塚から。新大阪発の特急「北近畿」号が進入してくる。ここが旅のスタートか。
一月末までの寒さは遠のき、暖かく、いいお天気である。どの辺りから雪が残っているのだろうと車窓を観察していると、福知山あたりまでは、山あいの日陰には残っているもののもうほとんど雪はない。ようやく雪国らしい車窓になってきたのは和田山を過ぎてからか。
城崎には名残の雪の固まりがそここにあり、歩いているとときどき屋根から雪の固まりが落ちてくる。久しぶりにすっかり晴れ上がったとのこと。
パックのお宿は駅から一番近い地域の地蔵湯の近所。椿野というこじんまりした宿である。
カニ料理は定番のフルコースであるが、やはり焼きガニが一番。香りも甘みも凝縮されるようだ。
食後、内風呂でくつろぐ。小さいながらも源泉かけ流しの露天風呂があり、芯まで暖かくなる。
午後三時半に再び車中となり、うつらうつらしながらの帰阪。途中で日没を迎える。
とにかく、旅を満喫されたようで良かったですね。
今は母親も九十三歳になり無理になりましたが、私のした唯一の親孝行です(笑)。
営業トークとはいえ、悪い気持ちはしませんでした。
今回は義母にとっての久しぶりの恐る恐るの遠出だったので、無理はしないという方針で、最短コースを選びました。
白い雪に青い空ですね。夕焼けも、いつか綺麗に撮れる様になりたいと思っています。
でも充分間に合いますよ。