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これがミッチの"My Slow Life"

oilsardin.exblog.jp

イマドキシニアの光と影

ニューオーリンズ支援イベント

2005年10月15日(土) 雨 影&光

 この前にグレートブルーに裕子と行ったときに、マスターの安藤さんから
「よかったら来たら」とパンフレットをもらったチャリティジャズの日だ。1000円
だし、なかなかのアーティストも出るので、ぜひ行こうと思っていたが、裕子は
どうするのかなと様子を伺いながら、木曜に録画した二つの新しいテレビドラマ
を朝から観る。

 最初は「熟年離婚」で渡哲也と松坂慶子の平家コンビがいきなり初回から
辛らつな応酬である。正規定年と早期定年の違いはあるが、他人事とは
思えず、入り込んでしまう。裕子も同様のようである。交わす言葉も少ないが
「俺は子供の参観日や運動会や文化祭はほとんど行ったよな」とドラマとの違い
を強調したりするが、本質はどうもそこではない。夫が自分の価値観を押し付け
続けてきたことが、妻として耐えられなかったのだ。この点については、俺自身も
全く自信がない。子供からもそのような非難を受けたこともあるし。裕子は特に
コメントしていなかったが、心中どのような思いで観ていたのであろう。これから
の展開が気になるところである。もう一つのブラザービートは、軽い気持ちで
観られたが、継続してみる気になるかどうか、次回くらいで判断しよう。

 結局、「熟年離婚」の重い空気もあったせいか、裕子もチャリティジャズに
行きたいということになった。神戸国際ホールは、何年か前に綾土智絵を聴きに
行って以来だ。神戸の主だったライブハウスの経営者がジャズCity委員会という
のを構成していて、その宣伝もかねてということなのだろう。その姿勢には好感が
持てる。リーダーはレストラン曽根の小曽根実さんのようだ。

 客筋はかなり高年齢であるが、途中からは比較的若い人もちらほら来ていた。
ジャズの裾野が広がりつつあるのだろう。神戸のプロとアマチュアバンドとが
交互に演奏した感じであるが、なかなかよかった。甲南高校ブラスアンサンブルは
先週末に神戸女子大の体育館で聞いたのと同じメンバー、同様の選曲であったが
さすが国際ホールの音響効果のせいか、より洗練されていた。

 なんといっても秀逸は、安藤トリオと北浪良佳(YOSHIKA)だったな。それと
初めて聞いたのだけどエリーズという北野坂のライブハウスのオーナーシンガー
と思しき、エリーさんも迫力があった。金髪に染め、派手な感じだったが遠目では
年齢不詳。でも、低いハスキーな声には年輪を感じさせるものがある。

PHOTO:チャリティコンサートパンフとプログラム

ニューオーリンズ支援イベント_e0083517_2185696.jpg

by yellowtail5a01 | 2005-10-16 02:20 | Comments(0)

by Mitch