アラカン&+世代にぴったりのテーマ "amortality"
昨日のうちにツーリングクラブ関係のHP更新、とりあえずの5月例会の集合場所、集合時刻、目的地をメンバーに連絡し、GW中の懸案事項をクリア。映画ノルウェイの森のロケ地となった姫路北方の砥峰高原周遊を計画する。ここはススキの名所なので、新緑の頃はいいのかどうかわからないが、近いうちに下見のソロツーリングで確認して最終決定となろう。
TIMEの方は、昨日のうちに予習の単語調べを済ませることができたこと、次々会の当番記事を確定できたので、今日はその目通しとコピー取り。少し短い目の記事なので、2時間もつかどうか気になるが、時間が余れば余ったで雑談でも構わない。お喋りなメンバーが多いので、テーマのターゲットを明確にしておけば知的なお喋りの花が咲くものとと思われる。
で、肝心の今日のTIME記事であるが、テーマはAmortality。辞書で見ても英辞郎で探しても、そんな単語は出てこない。mortalityが「死ぬべき運命」、すなわち「人間」なので、その否定を表す"a"が付いているので、「不老不死」かと思うが、記事を読んでいくとそうではない。むしろ"agelessness"というのがテーマ。
従来の概念では、人は加齢とともにそれぞれの年代に応じた「年相応」の生き方を目指し、あるいはそれが期待されたのだが、現代の先進国では、象徴的にはラスベガスということになるのだが、年相応に関係なくポジティブに生きるライフスタイルのことを"amortality"というらしい。造語である。
ラスベガスにはそれをサポートする医療クリニックのようなものが流行っているようで、男性ホルモンや成長ホルモンを処方することで、70才を越えても筋肉ムキムキの肉体を維持したり、高いお金を払ってプログラムに参加することで生活習慣も大幅に改善され、心身共に「年甲斐もない」ポジティブな生活を実現できるとのこと。
但し、そのようなホルモン投与には副作用が結構あるので、問題は多い。著者の結論は、大事なのは"state of mind"であり、生活習慣病にかからない適度なエキササイズということらしい。難解な単語だらけの長い文章を読んだ挙げ句の結論が、「青春とは心の若さである」という耳慣れた言葉に帰結するというのは、やや詐欺に遭ったような気がしないわけもないが、納得のいく結論ではある。
退職後の”Golden Years"は、"action-packed lifestyle"を実現できる人生の最良の時期というような記述があったが、それこそが我々アラカン世代が求めているライフスタイルではないか、と納得感があった。ただ、その先には、"decline"とか"dotage"と呼ばれる「人生の黄昏」の時期を迎えることになる。アクティブに動ける間は歳を忘れて(歳甲斐もなく)動き回り、それを過ぎると「ピンピンコロリ」であの世に行けるという幻想を持っているのが、我々世代の最大の課題かも知れない。
でも、日本にも養生訓=貝原益軒と言う、アラカンの羅針盤があって、その学者の爪の垢でも飲む気なら、理想のロングライフが待っているでしょう。
ユッケは食いたし、中毒は怖し。理想と現実は・・・ですね。
JAZZの時の写真をやっとお渡しし、 二人で
「ミッチさんは、お髭が似合うし行動的で素敵な方よねぇ~」って噂をしましたよ。
クシャミ 出ましたか?
ご様子を拝見しました。出演者、参加者ともに上質な雰囲気が
伝わってきました。くしゃみが出そうで出ないのは、花粉のせいか
と思っていましたが、T女史とはるるさんの会話のせいだったん
ですね。褒められたかくさされたかわかりませんが、お二人に覚え
ていただけたのは誠に光栄です。
貝原益軒の「養生訓」是非読んでください。
私も今、30年間の医者生活の逸話を本にまとめていますが、この本の通りです。ピンピンコロリは理想の終末の迎え方で、そのための日々の暮らし方の注意事項が詳しく書いてあります。私の本は糖尿病の患者さん向けなので一般的ではありませんが出来たら進呈いたします。お楽しみに