若すぎる旅立ちに思う
昨日お通夜に行けなかった告別式に朝から向かう。去年の5月に60才で定年退職し、これから第二の人生といっていたK君が逝った。結局退職後の一年は闘病生活となってしまったわけで、何ともいたわしいこととなった。病気のことを知ったのが去年の七月。その後、何度かお見舞いに行ったが、このGWに予定していたお見舞いは、状態が芳しくないとのことで見合わせたが、連休末から16日間昏睡状態だったみたいだ。
同じく仲の良かったS君は、昨日・今日と来てくれたみたいで、他にも何人か見たことのある顔もある。奥さんの親友で結婚前に良く一緒に飲んだり出掛けたりしたKさんが受付にいて33年振りくらいか。奥さんから、「昨日来てくれなかったんだから今日は最後まで付き合って」と言われ、仕事で会社に戻るS君と別れ、男の友人代表と言うことで火葬、お骨上げ、初七日までご親族と行動をともにする。
親や従兄弟のお骨上げの経験はあるが、つい先だってまで冗談を言い合っていた友達が骨だけになった姿を見るのは忍びないものがある。同年代の友人で不慮の事故で亡くなったひとはいるが、病気で送ることになったのはK君が最初になった。やがて自分もどこかのタイミングで送られることになるのかという実感を少し身近に感じさせられた長い一日であった。
最初にお見舞いに来た時以来の樟葉駅。さすがに今日は気持ちも足も重い。駄洒落人間だったK君は、「京阪乗る人おけいはん、うちの家内もおけいはんやねん」と軽口を叩いていたのを思い出す。ホームの女性はみんなおけいはんか。
駅から見える樟葉パブリックゴルフ場が今日は妙に白々しく見える。
幸いだったのは朝まで残っていた雨はすっかり晴れ上がり、午後には眩い5月のおひさまが戻ってきたこと。雨で洗い流された空気は澄んでいた。
伏見から帰りのサクラがとっても綺麗な風景をおもいだしますよ
駅のホームの真ん中から天を目指してそそりたつ風景もいいですね、どこの駅だったかな?
僕は社会人になるまで乗ったのは一回切り、社会人の間は通勤や
出張でしょっちゅう乗っていましたが、退職してからは本当にまた乗ら
なくなりました。昔に比べて車体の色がビビッドになり、紺系のボディ
のもでき、中之島開通を契機にレトロな中にも少しお洒落になった
ような気がします。その「そそり立つ」風景の駅どこでしょうね。思い出し
たらぜひ教えて下さいね。
40~55歳で逝ってしまいました。
悲しいかな、通夜が現役・中途退職・OB達の同窓会となっております。
戦友ともいえる仲間を失った時のショックは大きいですね。
小学生のころに枚方に越してきて、それ以来ずっとです。
あっ、ホームの真ん中から「楠の木」がそそり立つ駅は
萱嶋(かやしま)ですよ!http://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/1/12/KayashimaSt2.JPG
映画「阪急電車」の人気にあやかって
「京阪電車」なる映画出来ませんかね・・・(爆)
付けないみたいです。