英語で頭を酷使したあとは喉を酷使することとなる
今日は英語日。早朝に起きてTIMEの予習にかかる。テーマはイスラム。行ったことがないし、宗教的にも理解不能の部分なのだが、14世紀のグローバリゼイションが、メインテーマ。Ibn Battutaというモロッコの巡礼旅行家と今年早々から始まった「アラブの春」を重ね合わせたなかなか読み応えのある記事だ。
知らなかったが、14世紀のモロッコからバテュッタという巡礼者が北アフリカから中央アジア、インド洋、そして中国まで旅をしたというストーリー。ちょうど元が広大な帝国を築いていた時代で、当時は素晴らしくグローバリゼイションが進んでいたらしい。
そして現代の中東はというと、当時のPax Islamicaにはほど遠く、個々の国のナショナリズムに支配され、欧米に著しく後塵をはいしてきた。今年の春からのArab Springにおいて、国境の概念は減少し、インターネットや衛星放送を通じたイスラム圏が若者を中心に形成されつつあり、バテュッタのころの連帯感が国境を越えて生まれつつあるとのこと。
UAEのドバイにあるIbn Battuta Mallにあるという中国のジャンク船の飾り物の写真がインターネットで紹介されており、臨場感を味わえる。ドバイに行ってみたいものである。
4時頃からいよいよ積乱雲に捕まったようで、雷雨に遭遇する。病院から直行だったのでバイクで芦屋に向かったのであるが、帰り時分は大雨。蒜山依頼の合羽を着てのライディングとなる。
夜は、一ヶ月半振りの小学校ミニミニ同窓会メンバーでの飲み会。三人だが、他のお客さんを差し置いてのマイク争奪合戦となる。自分としては、それほどマイクに執着があるわけではないが、他の二人のペースについつい付和雷同してしまう自分が悲しくもあり、可愛くもある。