1月4日のこのアンニュイ感は幼少期の回想
三が日も終わり、届く年賀状も返信なのか元々送ってもらったものかの判別が難しくなってくる。例年であれば、三が日と初出のつなぎとして、ホームコースでの仲間内のゴルフ打ち初めというところなのだが、今年は少し様子が異なる。
たいそうに考えるわけではないが、体調不調の義母を預かっている手前、あまりの不在は避けたい気分である。昨日は終日波間に漂っていたという負い目もあり、今日のラウンドは自粛して、朝昼晩のキッチン担当をきちんと果たす。
子供の頃に味わった1月4日のアンニュイ感を彷彿とする。おそらく、物心のついた小学校の低学年だったと思うが、正月に母の実家である親戚に泊まり込みで行って、楽しい三が日を過ごしたあとに家に戻るとなんともいえない、「祭りの後」的むなしさに苛まれたものである。始業式が始まるとそんなことは忘れるのであるが、4日から7日までのアンニュイ感は忘れられない。
まあ、そんな回想もこの歳になると懐かしく思えてくるのが、ありがたいものではある。気分転換に、一昨日ちょっと開眼したアイアンショットの確認に上ヶ原ゴルフ練習場に行ってみる。風が強くて球筋の確認にはあまりいいコンディションとはいえない。一昨日開眼した二つの注意点を意識して9番から5番のアイアンを試してみると、なんと好調を再現することができた。これを本番コースで再現できれば、80台は固い。
今日はチャンスを逃したが、10日のSS会コンペがいよいよ楽しみとなってくる。
上ヶ原ゴルフ練習場からの帰り道、少し遠回りして北ルートで帰る。雪のちらつく空が愛おしいからで、甲山、西の空を観るためのお気に入りスポットに寄り道する。まずは甲山勇姿。
西の空は雪がちらつく夕景となる。どこに夕陽が隠れているのかわかりにくいが、いよいよ冬将軍到来の北西の風が、きりりとさせてくれる。