富士五湖地震に遭遇す
昨夜の研修は、異例の遅い時刻にかかったが、それなりにスムーズに運び、きっちり九時で終了することができた。この施設の魅力の一つである大浴場に行くと受講生の方と一緒に湯船に浸かりながら四方山話をできるのも楽しみの一つである。
一応仕事はちゃんとできたかな、という安堵感で心は満たされるが、明日の英語会の予習がまだ不十分なので、部屋に戻ってテキストを引っ張り出して悪戦苦闘した。帰りの新幹線の時間もたっぷりあるので、最終仕上げはそこでやろう。12時過ぎにはベッドに入った。
朝、6時半に目覚ましをかけていたのだが、家内からの電話で起こされ、7時前まで長電話。電波状況が悪かったのが幸いしてか途中できれ、アンテナも立たなくなったので散歩に向かう。快晴とまでは行かないが、晴れているので、昨日果たせなかった富士山撮影を試みる。これをrevengeというかrechallengeというかretryというか、和製英語は難しい。
昨日の夕方よりもさらに体感温度は低そうだが、今朝はすっきりと頂上まで見える。寒さも苦にならないというものである。
望遠で引き付けてみると登山道のジグザグ道も観察できる。
東の空には朝日、平和な土曜日の到来である。
桜の木であろうか。枯れ枝のシルエットに心が惹かれる。
研修所玄関から西南を望むと千福小学校の体育館。裾野市というにふさわしいなだらかな稜線。この視界のなかに昔の同志、組合時代の婦人部長が住んでいるはず。今回は時間がなかったので連絡しなかったが、次回また来るチャンスがあれば、ぜひ旧交を温めたいと思う。
と、ちょっとノスタルジックな感傷を胸にして7時半の朝食に向かう。その時、突然の地震。一度目より二度目はかなり強くて、一瞬身構える。地震慣れしているはずの関東の連中も少しざわめき立っていて緊張感が走る。ひょっとして東海大地震?新幹線が止まるんじゃないかと不安に襲われる。余震もあったが徐々に収まり部屋に戻ってテレビで確認すると、震源地は富士五湖。東海地震や富士山噴火とも無関係とのことでホッとする。
PEICO社の事務局の人と一緒に早い目にタクシーを呼んで三島に向かう。新幹線は少し遅れていたが運転再開していたので、無事帰神できそうだ。名古屋を過ぎて関ヶ原から米原にかかる頃、車窓はあっという間に雪景色に変わる。
日本というのは本当に四季も豊かだが同じ季節でも温暖さと雪景色が隣り合わせ。特に我が兵庫県は、冬でも大阪湾ではヨット遊びができ、六甲山周辺ではゴルフもでき、北の城崎方面に行くと雪見温泉とマツバガニ、スキー場のメッカと誠に自然に恵まれた県だと思う。、
結局芦屋に着いたのは12時過ぎ。昼食を摂って市民センターに向かう。オブザーバーの二人も迎え、ジョブズ氏の記事と格闘。一通り理解していたつもりであるが、あやふやだったところが明らかになってくる。あらためてSteve Jobsはすごい人物だったと感銘する。Stay hungry, stay foolishは大切にしたい。
法律英語は、テーマがmediation。かなり難解なジャンルのせいか出席者も少ない感じ。今ひとつ乗り切れないもどかしさを感じる。TIMEもそうだが法律英語もやはりテーマが大切だ。関心があり、かつ英語も難しすぎず、易しすぎず。それが難しいところである。
思わず富士山を見てしまうのでは?
東京に行く度に富士山を撮りたいとおもって、カメラを
用意しますが、いいショットを撮れたためしがありません。
ミッチさんの富士山、迫力あるし、綺麗です。
押しちゃいます。