ワープ世界の二日目
告別式は12時半からなので、午前中はゆっくりできるかと思いきや、なかなかそうとも行かない。朝食を近所のカフェに食べに行って戻ってくると田舎から親戚の叔父さん、伯母さん達が到着し、しばらく昔話しに花が咲くが、外様の自分としてはほとんど入っていけないもどかしさ。
それでも気のいい方ばかりなので、うち解けた雰囲気で告別式を迎える。集合記念写真を撮ったあと、度胸から焼香、お別れ、出棺、火葬、精進落とし、骨上げ、初七日法要までが一気に進行する。まるでエスカレーターに乗っかっているように万事滞りなく進んでいく。
全て完了したのは、当初予定通りの6時過ぎ。遠来の親戚のご老人を見送り、順次解散。ようやく緊張感から解放されるが、唯一の地元組とhして引き受けた行事が残る。満中陰までのミニ祭壇のセットアップを義母のマンションの部屋で行う。
これも無事完了してあらためてお線香を立てて合掌。当初は金曜の朝にミニ祭壇セットアップだったのだが、葬儀社の担当者が男性に代わったせいかどうかわからないが、「今日にやってしまいましょう」とのことで、一気に全て片づいてしまう。
おかげで、逡巡していた金曜日のかにカニツアーにはわだかまりなく参加できることになった。