永久のお別れの日
たまたま今日は予定が何もなかったので、紅葉の先駆けを愛でにバイクを繰り出そうと思っていたが、先輩の告別式。昨日、お通夜には参列しているので、いいかとも思うが、仕事とか他の用事ならともかく、全くの遊びで告別式をパスするのは心が許さず、あとで後悔が残るのは必定。早い目にクルマで北鈴蘭台の葬儀会場に向かう。
当時の中央執行部の懐かしい皆さんとも久々のご対面となる。知った顔を確認するとお互いに相好を崩すことになるが、出棺前の雰囲気と相容れず、すぐに沈痛な表情に戻す。
花を棺に手向け最後のお別れをする。女性陣からの嗚咽が聞こえてくる。正午きっかりに出棺を見送り、月曜の夕刻に第一報をもらって以来、あっという間のお別れの儀式が終了する。
同じゴルフグループの仲間の一人を送りがてら、昼食とする。近くの神戸市立森林植物園でランチを考えたが、前まで行って定休日。仕方なく、再度山ドライブウェイを下り、諏訪山のレストランに寄る。営業していたのだが、入ろうとすると団体客の予約で埋まっていて申しわけありませんとのこと。諦めて諏訪山ヴィーナステラスからの眺めを少し楽しむ。
夜景ならもっと美しいはず。空気の澄んだ晩秋に来てみたいものだ。
手すりに愛の鍵をかける恋人達が多くて安全性など問題が発生したらしく、数年前に「愛の鍵モニュメント」が完成したらしい。鍵は全てここにかけられるようになったらしい。
南京錠が多い。錆びた奴、輝いている奴、彼らの愛はその後どうなったのだろう。
神戸市内に降りてきて、前から気になっていた北野ホテルのレストランで遅い目の昼食となる。
平日の昼下がりというのに、レストランはグループ客、個人客で満席。少し待たされる。歴史を感じさせるロビーでゆったり待つのは上質の時間。賛否両論あるイグレック運営のレストランだが、雰囲気と応対は抜群だった。