エル・グレコ展、上野でキャッチアップ
三時過ぎから青山で講義予定なので、少し早い目に上京して、京都で見逃し、先週はタッチの差で観られなかったエル・グレコ展に直行する。よく考えればスペインの画家であると思いこんでいたが、実はギリシャ人。クレタ島の出身であった。
時間もたっぷりあるので大枚500円を払って音声ガイドを借りる。これは大正解であった。詳しい説明を聞けることもさりながら、絵画毎に用意されたグレゴリオチャント系のBGMが、宗教画の雰囲気を一層盛り上げてくれた。結局二周することとなり、グレコ展を堪能できた。
朝の新幹線では当然いつものE席を陣取る。チャンスは二回、伊吹山と富士山である。伊吹山は雪の量は乏しいがOK。しかし、富士山はどんよりした雲に覆われて裾野すらまったく確認できなかった。
上野駅に着き、都美術館に急ぐと先週の月曜日から十日も経つのにまだ名残の雪がそここに残っている。関西と異なり、東京は気温がそれほど上がっていないようである。
上野から銀座線に乗るべく散歩がてら不忍池を縦断すると、折からの野鳥の楽園。
カモとキンクロハジロとユリカモメが仲良くひなたぼっこ。
よく見かけるおじさんが今日も野鳥に餌付けをしている。いいことではないのだろうが、珍しい光景。ハトは当然、カモやカモメも手に持った餌を取りに来る。用心深いスズメも隙を狙って取りに来るのが不思議である。しかし、もっと賢いであろうカラスだけは、近くに来ても人には近寄らない。それぞれどのようなメンタリティなのか、興味深い。聞けるものなら聞いてみたい。
4枚目の種類の違う鳥たちのコラボに最後のおじさんと鳥。
珍しいお写真ばかりです。
おりました。近くだったのでその気になればいつでも行けた
のに、何をしていることやら。最後の一枚ともう何枚かいい
なあと思ったのがありました。
私もエル・グレコ展に行ってきましたので、楽しくブログを拝見しました。
初期から晩年までのエル・グレコの傑作が揃っていて、東京にいてエル・グレコ美術の全貌を観ることができたすばらしい体験ができました。私は特に宗教画の傑作をたくさん見られてよかったです。
エル・グレコの美術の魅力がどこにあるかについて私なりにまとめてみました。
よろしかったら、ぜひ一読してみてください。
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いいですか。私は芸術への造詣はほとんどありませんが、音楽も
美術も何となく下手の横好きでミーハー的に参加することが多いです。
desireさんのブログも拝見してみますね。ご訪問ありがとうござい
ました。