大型二輪教習、いよいよ大詰め
早朝ラジオ体操散歩は中断したままだが、起床時刻が7時15分で安定してきた。朝のニュースがハラハラドキドキの毎日である。先週はライブドア騒動、マネックスの勇み足、東証のシステムダウン、締めくくりは米国株式の大下落。昨日はそのあおりで日本も大幅下落となった。で、本日はというと米国株式はほぼ横ばいだが少し持ち直した。ところが、「堀江社長逮捕」という馬鹿でかい見出しが一面トップに載っている。
いよいよ来るところまで来たかという感じであったが、これが相場に対していいきっかけになるのか、さらに悪くするのか読み切れなかった。しかし、寄り付き前の気配を眺めているとほぼ全面高の様相。ライブドア幹部の逮捕で一段落感が出たためか、米国市場が落ち着いたためかはわからない。結局大引けもほぼ全面高で先週末からの窓明けを埋めた形になったが、まだまだ予断は許さないであろう。昨年の衆議院選挙でホリエモンを応援した小泉首相への責任追及がどこまで混乱を招くかどうかに懸かっているように思われる。
さて、そっちはいずれにしてもお休み中なのだが、大型二輪のほうは今日から再開。なんと6日間のブランク。まずはシミュレーターだ。4回目なので要領はわかっているし、一人だったので指導教官のK田氏とバイク談義をしながらの教習。ぬれた路面や鉄板の上、砂利道での急制動も経験するが、条件が悪くなると本当に止めるのが難しい。
その後、キャンセル待ちをいれておくと即乗れることになった。指導員はI切さんという人で、やはりナイスガイ。前回、最初の検定で一本橋脱輪した時の試験官であったが、終了後も丁寧にフォローいただきありがたかったことを記憶している。彼もそれを覚えていて、外周をやった後は、「一本橋を中心にやりましょうか」と応援してくれているなぁと痛感。
ところがどっこい、シミュレーター酔いの余韻のせいか或いは6日間のブランクせいか、スラロームも一本橋も調子が出ない。波状路は問題ないようだ。教習課程にある小回り特訓もやるがなかなか思うように行かない。そうこうしているうちにこの時限終わる。
三時間連続はできないとのことなので、一時間空けてキャンセル待ちをしようか、少し日を空けて土曜日検定にターゲットを当てるかと考えつつ、取り合えずレストランで軽く食べることにする。ところが、そこで手帳を見るともともと4時からのに予約を入れていた。これは天の思し召し、明日の検定にかけろということなんだな、と思い4時から最後になるかもしれない教習を受けることにする。
教官は同じくI切さん。外周の安全運転は問題ないとのこと。問題は、スラロームのタイム、一本橋のタイム及び脱輪のリスクに絞られる。繰り返しやるが、どうも本調子が戻ってこない。「ああ、このままでは見極めはむずかしいかも」と思いながら、繰り返すとようやくスラロームは7秒を切るようになり、一本橋も落ちずに9秒台が出るようになった。10秒台に乗せようとゆっくり走ろうとするとI切先生が、大声で「クラッチつないで、速度落とさないで!」と怒鳴っている。結局、9秒台と8秒台で終わったので、見極めは持ち越しかと思われた、チャイム後ドキドキしていると、「100%出来ているわけではないが、検定受けてみてください。」とのこと。
ちょっと甘くないか、と自分でも思うが、先生のおっしゃる通り、一本橋を脱輪さえしなければタイムはオーバーしても十分チャンスはある。普通二輪の二回目の検定の時は、満を持しての挑戦だったが、今回は不安が多い。ダメならまた金曜日に補講を入れて土曜日に頑張ればいいや、ということで楽しんで検定を迎えたい。