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これがミッチの"My Slow Life"

oilsardin.exblog.jp

イマドキシニアの光と影

土砂降りの検定、はかなく散る

2006年2月1日(水) 雨

 朝から本降り。甲子園教習所に向かう途中はrainning cats and dogsというか土砂降り。水曜日ということもあり、検定志願者は4人だけだ。8時50分に出欠を取る教官が来て、「この雨の中では合格率も低いし、危険も伴うので、できればキャンセルされることをお勧めします。」と何度もいう。中年の一人は、即座に「私はキャンセルします。」ときっぱり。できればそうしたいが、後のない身としては時間がもったいない。後の若手二人も引く気配はない。

 ということで予定通り10時に検定開始。少しは小降りにならないかと思っていたが、雨はますます激しく、ヘルメットの風防を上げていると雨が目に入りそう。トップバッターだったので、元気よく飛び出す。練習の周回で試しのブレーキをかけると「クーーー」という音がする。始めての経験。で、急制動に入るべく直線コースで加速し、3rdで40kmを確認してブレーキング。滑っている。停止線を越えるか、前ブレーキを強めると転倒するかと思われたが、そこは何とか止まってくれた。緑のランプが舞い、停止線を表す白と赤のランプも点灯。急制動はOKだった。

 次にスラローム。時間さえこだわらなければ問題ない。ということで慎重に入るが、第一コーナーを曲がる時にアクセルを吹かすと後輪がズルッとずれる感じ。ヤバイ、これでスリップさせると転倒するかもという不安が脳裏を掠めると急に慎重になる。二つ目はゆっくりと通過。三つ目は少し加速して通過するが、やや膨らむ。4っつめも膨らみ「ヤバッ」と思った瞬間パイロンを蹴飛ばしてしまった。万事休す。一本橋にも行けなかった。何たることか。雨とはいえ、今までスラロームでパイロンを蹴飛ばしたのは普通二輪の時から通算しても2回のみ。転倒は一回あったが。

 「神様はサイコロを振らない」ということなのか。やはり、まだまだ訓練が足りていないのだと思う。もう本当に最後の背水の陣となったが、土曜日に再検定せざるをえない。国際免許は取り合えず普通二輪でやっておくしかないか。インターネットで調べると国際免許には普通も大型二輪も区別なく、二輪免許であれば1150でも1300でも乗れるらしい。明日時間を取れたら国際免許申請だけのためでも明石に行ってこようと思う。
by yellowtail5a01 | 2006-02-01 23:59 | バイク | Comments(0)

by Mitch