2018年2月19日(月) 晴
広島には何年か前に九州出張の帰りに一泊して、宮島見物をしたのと二年前の夏、ヨット遠征に途中合流するため呉に向かう途中に乗り継いで以来である。
広島駅から三駅西の新井口という駅に近い、某食品会社が初めて訪問するクライアント様。東京とは違った雰囲気でお迎えいただける。仕事は順調に片付き、夕方から明日にかけて広島を楽しむことにする。広島在住の息子とも一年振りに夕食予定。
帰りは最寄りの広電の駅から中心部に向かう。宿泊先のホテルは広島駅の北側だが、息子が退けるまで時間はたっぷりあるので、原爆ドーム前で途中下車して、まずは爆心地見学とする。
原爆ドームと平和記念公園は前にもきたが駆け足だったので、今回はじっくりと見ながら散歩する。元安川を引き波を立てて進むのは宮島に向かう船。
平和記念公園から原爆ドームを望む。この界隈は外国人の方が多い。アジア系より欧米系が多い。
前回は寄れなかった原爆記念資料館に立ち寄る。原爆前、原爆後の対比写真や、原爆の再現ジオラマ、数々の悲惨な写真が、二度とあってはならない原爆の脅威、虚しさ、非人道性を思い知らせる。
気分を取り直して、約束の八時までの時間を街歩きとする。元安川沿いを歩くと、アオサギを発見。
橋を渡って本通り商店街を東に向かう。
途中、道幅いっぱいに広がって向かってくる団体とすれ違う。なんかのデモ行進かと思ったが、実はサンフレッチェの選手たちによる、宣伝パーフォーマンスだった。選手を知っておれば、もっと興奮しただろう。
小腹が減ったので、途中のお店で牡蠣とビールを戴くことにする。先日、横浜みなとみらいに行った時も、牡蠣のお店で焼き牡蠣をいただいたが、牡蠣の殻があぶると飛び散った。ここはそれを防御するために網が用意されていた。
85度で一分以上焼くと菌はすべて消滅するらしい。
一旦ホテルに行きチェックインを済ませて、再度広電で八丁堀に向かう。ようやく息子と落ち合い、一年振りの再会を祝す。広島らしいお好み焼き店に案内してもらう。
お好み焼きの他にも好きなものをいろいろ注文すると、結構な値段になったが、こうして腹を割って話せるのは嬉しいものである。20年前のハィティーン時代は、反目して三、四年口をきいたことがなかったのが嘘みたいである。
広島駅に戻ってホテルに向かう。広島は活気のある街だと改めて思う。