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これがミッチの"My Slow Life"

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イマドキシニアの光と影

二年振りのいとこ会に参加する

2018年5月18日(金) 曇 

年に一度、この季節に開催されるいとこ会。去年は母の他界もありパスした形だが、今年は復活して桜の宮に集う。造幣局の見学と天満での昼食会となる。JRで大阪駅から環状線に乗換えて桜の宮に向かう。

少し早かったので大阪駅のカフェで時間調整する。「ラブラスの魔女」をカフェラテを飲みながら読み進む。上から俯瞰すると京都行のホームが溢れかえっている。新快速が遅れているようだ。それにしても外人客が多くなったものだ。
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集合時刻の10分前に着くように環状線に乗り桜の宮西口改札に着く。父方の従兄妹は16名いて男8人、女8人。その配偶者も含めるとずいぶんな数になるが、既に三人は鬼籍に入っている。遠くの在住者もあり、連絡のつかないものあり、体調不良で出られない者ありで、集まったのは配偶者の方含めて計八名。

今回のテーマは造幣局。桜の頃の通り抜け以外で来たことはないが、今日はその工場見学がメインイベント。
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造幣局というと一万円札を印刷しているのかと思ったが、コインの製造工場とのこと。コイン以外に記念硬貨や勲章・褒章なども作っているとのこと。
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貨幣博物館もあり、硬貨の歴史や外国の硬貨などが展示されている。興味を引いたのは硬貨の生産量の推移のグラフ。
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1973年と1992年にピークがある。1973年はオイルショックの年であるが、この頃に自動販売機が急速に普及したことによるらしい。1992年は消費税(3%)が導入され1円玉(青)が急激に増えたらしい。歴史を感じる。

今後はというと、カードや電子決済の浸透とともに硬貨の需要は減るのは避けられない。今後は輸出(硬貨製造請負)も拡げて世界最先端の製造技術・製造装置を活かしていくということらしい。

言われるまで気が付かなかったが、2000年から流通している新500円玉には様々な偽造防止のための精密技術が注ぎ込まれているとのこと。500と刻印された0の部分に透かしのような技術が埋め込まれ、見る角度により数字が見えたり直線が見えたりするとのこと。
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博物館では硬貨にまつわる歴史や大判・小判、外国のコインなどが展示されている。
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とりわけ人気なのは、本物の金塊・銀塊を触れるコーナー。
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金塊は7000万円強、銀塊は200万円そこそこ。金と銀の差が如実に感じられる。
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造幣局見学の後は天満橋に移動して昼食懇親会。二時間強であるが、他愛のない話、他のいとこの消息情報交換などであっという間に時間は過ぎる。上は86歳、下は自分の68歳であるが、自分以外は皆さん戦前ないし戦中派。

幼い頃は歳の差を感じたものだが、この歳になるとその差はずいぶん圧縮されているような気がする。見た目も圧縮されているようだ。
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by yellowtail5a01 | 2018-05-18 23:59 | 家族・交遊 | Comments(0)

by Mitch