雨予報の日曜日は映画ディ
雨でなければサントリーレディスオープンを観に六甲国際に行くという選択肢もあったが、雨の予報だったので、ここあっさり諦めて映画を観に行くことにする。金曜日に封切られたばかりの「万引家族」と「羊と鋼と森」の二本建て。
前者はカンヌ映画祭でパルムドールという最高賞を受賞したことで一段と有名になり、後者は去年の本屋大賞受賞作の映画化ということで、どちらもぜひ見たかった作品である。
万引家族は思っていたほど気楽なストーリーではなかった。終盤になるまで誰と誰が本当の家族で、だれがどういう経緯で家族になったのかは結局最後まではっきりしなかった部分もある。もう一度見る価値があるかも知れない。観た後にペーソス感を引く名作だと思われ、海外からも評価されたのが頷ける。(Photo from Yahoo)
一方の「羊と鋼と森」は原作本を読んでいたので、馴染みやすい。特に映像が美しかったのと本では想像しかできなかった音楽が素晴らしい。北海道の森の四季それぞれの映像がふんだんに入れられていた。
音楽は完全に映画に軍配があがる。特に姉妹の弾くピアノ曲の違いは本ではボヤっとしていたが鮮明あった。エンディングの「The Dream of the Lambs」も美しいが、こちらはジブリの何かのテーマ曲と混同しそうである。コンサートホールでの演奏シーンの曲はよく耳にする有名曲であるが、タイトルが出て来ず気持ち悪い。ネットで調べても見つからない。