2019年2月20(水) 晴
初めてのクライアント様訪問となる。最寄り駅は水天宮前。人形町のすぐ近くなので、慣れ親しんでいる界隈。迷うこともなく目的地に向かう。新幹線車窓からは真白き雪を頂く富士山頂上が輝く。
東京駅に着くと春の気分。とてもトレンチコートは着ておれない。ジャケットも脱ぎたいほどの陽気。東京駅には小学校同窓会関東分会や、神大クラス会関東分会で時々来るが、いずれも八重洲界隈。丸の内側に来たのは何年振りのことだろうか。
業務の方は、初クライアント様だったが、50代半ばのベテラン責任者クラスの受講者三人と対等目線で共に学ぶことができた気がする。あっという間の三時間であった。来週もまた来ることを考えると、寄り道をする気にもならず、とんぼ返りで帰路につく。
折りからの夕景の中を新大阪に向かう。
気になるのはやはり富士山。読んでいた小説から目を上げて赤富士を眺めると朝の白妙の富士はすっかり変貌し、雪はかなり解けたようで、岩肌に化した部分が多い。今日はやはり四月中旬並みの暖かさだったとのこと。
しかし、新大阪、西宮に帰ってくると結構気温は低く、トレンチコートの襟を立てたくなる。折りから満月のスーパームーンのようである。三脚を備えてしっかり撮りたいところであるが、取りあえず雰囲気だけコンデジ手持ちで収める。
山手幹線の街灯とのコラボも狙うが、ピントが甘くて、いずれも狙った意図は実現できなかったのが残念である。