ようやく転院となる
結構難航してきた転院先が友人の支援で決まり、転院の日を迎えた。9時に高槻の病院に着くべく8時前に家を出たが、平日の通勤時間のせいか道路がずいぶん混んでいる。一時間で行けるところが一時間半かかった。
それでも約束の9時半には10分ほど前に到着でき、転院手続、支払い、薬を受け取り、病棟に迎えに行く。家内にとっては外出は48日ぶりか。高速を使って西宮市内のM病院に着くと11時少し前。
段取りよく入院手続きをして、病室に案内される。やはり友人の差配のおかげか、ずいぶん親切に対応いただいているのを感じる。ここでしっかりリハビリをして筋力を取戻し早期に帰宅できるのを祈るばかりである。
入院手続き及び主治医との面談もスムーズに行き、午後1時には全て完了し、クルマで芦屋に向かうとイグレコ練習の10分前に着くことができた。3月9日の本番まで練習日はあと二回きり。
「あ、いいですよ、いいですよ」とF先生は励ましてはくれるのだが、顔は苦笑い。地声を控え声楽的発声、テンポのズレ、音程のズレ、発音、息の量などなど、注文はキリがない。
これまでもそうであったように本番までには何とか仕上げてくれるのだろうと、ついて行くしか仕方がない。