奥琵琶湖の桜
今年訪問しておきたい桜の名所の一つは、奥琵琶湖の海津大崎である。先週も開花情報をチェックしていたのだが、まだ咲き始め状態だったので、断念していた。それが、今朝ヤフーの桜開花情報でチェックすると五分咲になっている。続いて滋賀県北部地方の天気予報を見ると、午前曇、午後から晴とある。
これは絶好のチャンス到来。問題は何で行くかである。遊覧船に乗ってビールを飲みながら湖岸の桜を愛でるのであれば、JR新快速。機動力を付けるのであれば、クルマかバイク。安上がりでより機動力が高いのはバイク。気楽に行くならクルマだが、雨の心配さえなければ断然バイクが魅力的。
午前中に洗濯を済まし、11時に「ろくべえ」にて出発。裏道を行くのもいいが、時間が掛かりすぎるので、名神から湖西道路というルートを取り、ひたすら北に向かう。途中にも桜並木や菜の花畑があったので寄り道して、写真を撮る。海津に着いたのは2時前。確かに日本の桜百選に選ばれるだけあって凄い迫力だ。しかし、かなりの観光地である。スピーカーから桜情緒を煽るような邦楽が流れ、人人人。
ここを楽しむならやっぱり船で酒を飲みながらに限ると思った。長居は無用と湖周道路を東に取る。奥琵琶湖パークウェイを経て、長浜、近江八幡、彦根を南下して、石山から京滋バイパス、名神で帰宅。石山から家まで55分。高速走行も今日一日でずいぶん慣れた。
湖西道路から一般道の湖に近い道路に出るとここはもう桜並木が延々と続く。
遠目に黄色いものが目に入ったので迷わず脇道に逸れる。風の匂いが変わったと思ったら強烈な黄色の菜の花畑が出現。写真を撮っている人に尋ねると、これは西洋菜の花らしい。
海津大崎の典型的な風景。湖岸に垂れ下がるように咲く桜の木はかなり大きいものが多い。水上から観ればどんな感じなのだろうか。
湖面、桜、遊覧船、竹生島と恥ずかしいくらいモチーフが揃った。
大崎観音と呼ばれる大崎寺入り口の喧噪を過ぎると静かな桜並木がどこまでも続く。滋賀県の県木は桜なのだろうか。喧噪の中の桜も花見らしくていいが、静かなたたずまいの桜の方が好きだ。
入りくんだ湖岸線は、適度なアップダウンとカーブが続く。しかも空いているのでライディングには最高のシチュエーションだ。桜のトンネルは静かで美しい。
奥琵琶湖パークウェイにかかると一気に標高を上げていく。上から見てもあちこちに桜が咲いていて一目で桜の分布がわかる。これも葉桜になると緑にとけ込んでしまい、桜の木は識別できなくなるのだろう。
湖周道路は「さざなみ街道」というらしいが、午後の奥琵琶湖は、まさにそんなイメージだ。
ひたすら走っていると長浜城を通りかかる。一豊と千代を偲んでお城の写真タイム。
瀬田にかかる頃に日没。東山に沈む夕日が、今日のツーリングの終わりを告げているようだ。後は、ひたすら高速で家路を急ぐ。
思い立ち、自然の恵みを満喫する・・・・
うらやましい限りです
「こういう条件が整えばこういうことをしたい」、という意思をしっかり
持っておくのが、ことを実行するかどうかの決断の決め手になるんだ
ということを知った気分です。
お写真のことですが、私のPCでは欠けてるものはないようです。写真はほぼ、300x200ピクセルで統一されてますよね。
ところが大きいサイズは問題があって(SHINさんのご指摘でした)別のソフトで縮小というめんどくさいことをやってます。
理由:エキサイトの写真アップサイズは、ヨコ474ピクセル以内でないと、画像が乱れるんですね(ギザギザとか・・)、縦サイズは気を使う必要なしです。ですから、大きいサイズはヨコ470ピクセルとしてます。